昨日の話の続きになりますが、なぜ「日本人ファースト」では駄目なのか?
参議院議員選挙で差別主義や排外主義を党是とする政党や候補者が目につきますが、今回の選挙ではそれらの政党や候補者が勢力を拡大しているという点で、極めて危険な状況と言えます。
昨日、外国人の人権や難民問題に取り組む8団体が「外国人優遇はデマ」との緊急共同声明を発しました。
これまでにも、露骨な排外主義や差別主義を掲げる政治団体はいくつかありましたが、極端な主義主張を掲げるが故にあまり支持を拡大できず、大きな問題とはなっていませんでした。
しかし、先月の東京都議会議員選挙で参政党がゼロから一気に3議席を獲得する事態に至るなど、昨今の排外主義や差別主義を選挙に持ち込むやり方は極めて大きな危険性をはらんでいます。
外国人が優遇されているという悪質なデマに対しては、声明にもあるように公的機関が率先してノーを突きつけなければならないのです。
ただひとつ、在日米軍人だけは確実に優遇されている上に犯罪を起こしてもろくに裁かれません。しかし日本の排外主義者はなぜか米軍人のことはスルーするので、お話になりません。
また、昨日にも触れていますが、「富裕層」であれば外国人であろうがなかろうが優遇されています。日本のように税制からして逆進性が強いところの場合は、むしろ日本人、外国人問わず庶民が団結して庶民から搾取する連中に抗う必要があります。敵を見誤ってはいけません。
政治にデマを持ち込む集団に政治など任せてはなりません。今回の選挙では、日本人の良識が問われているのです。

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#2025年 #2025年7月 #2025年7月9日 #選挙は人権で考える #差別に投票しない #人間にファーストもセカンドもない #人権ファースト #差別を選挙に利用するな #ポンコツじゃね参政党 #政治 #選挙 #参院選2025 #参院選 #参議院議員選挙 #東京 #都議選 #都議選2025 #東京都議会議員選挙
7月20日(日)投開票の参議院議員選挙では、排外主義や差別主義を党是とする新興勢力が躍進してしまうのではという懸念があります。
この流れは、先月の東京都議会議員選挙の時にもあり、「日本人ファースト」や「違法外国人ゼロ」などを唱える、いわば排外主義や差別主義を隠そうともしない政党または無所属の候補者が当選する羽目になってしまいました。私が住むネトウヨタウン千代田でも、都民ファーストの会や自民党の候補を抑えて当選したのは、その手の排外主義者でした。
参議院議員選挙では、都議会議員選挙でも3議席を獲得してしまった「参政党」が勢いをつけ、どうやらこれまで一度も選挙に行ったことのない人間を取り込んでいるようなのですが、この党の掲げる主義主張を見ると、全く歓迎できません。
既にネットでは多くの人がこの新興勢力に対して危険視していますが、一瞬でも「参政党」などの新興勢力を支持しようと考えたことのある人は、彼らの主張が本当に我々のためになるのかどうか、今一度考えてほしいと思います。

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一昨日公示された参議院議員選挙の序盤の情勢が出てきています。
実は今回、参院選がらみの世論調査に珍しく私も回答しております。読売新聞社からの電話調査に回答し、そこでは比例の投票先を立憲民主党、支持政党も立憲民主党と答えました(東京選挙区のことは訊かれなかったような気が…)。
本稿執筆時点で、その読売新聞と朝日新聞の記事を確認しておりますが、いずれも、自公で過半数確保は微妙であるようです。
どうも、野党側の書かれ方がこの2社だけでも微妙に違っていて、読売では「立民と国民は堅調」、朝日のほうは「国民民主・参政に勢い 立憲は比例区で伸び悩み」と書かれてしまっています。
読売のほうでは、記事の表題に出てきていない参政党についても、次のように述べられています。
参政党は東京選挙区で議席を獲得する可能性があり、比例選でも数議席を確保して躍進することが見込まれる。
これ、極めてまずい状況です。東京では6議席あり、少なくとも半数の3議席を護憲野党(立憲、共産、社民)で確保したいところですが、それに黄信号がともることとなります。
先述の通り、世論調査では立憲民主党に入れると回答している自分ですが、今後の情勢次第で言行不一致になる可能性も高いです。自分としては、護憲野党の議席獲得を最大化させるように戦略的に動くことに代わりはありませんが、特に比例ではどの候補者(政党名ではなく候補者)に入れるべきか、慎重に慎重を重ねた上で熟慮したいところです。


#2025年 #2025年7月 #2025年7月5日 #政治 #東京 #選挙 #参院選2025 #参院選 #参議院議員選挙
昨日、参議院議員選挙の公示日を迎えました。
早速、ポスター掲示板には候補者のポスターが貼られ始めています。


まだ全候補者のポスターが出そろったわけでは無いと思いますが、本日正午過ぎの時点で秋葉原公園のポスター掲示板に貼られていたポスターの候補者と、まだ貼られてはいないものの立候補が決まっている候補者を合わせると、今回自分が選挙区(東京)で投票するであろう候補者については、下記の4択にまで絞られます。
- 吉良よしこ(日本共産党;まだポスターは貼られていない?)
- おくむらまさよし(立憲民主党)
- 西みゆか(社会民主党)
- 山本ジョージ(れいわ新選組)
まず、与党(自公)およびその補完勢力(国維)は論外で、元々うさんくさかった上に差別主義や排外主義を公然と掲げる参政党も論外、さらに中身が無いことを都民に見抜かれて先日の都議会議員選挙で多数の候補者を出しておきながら全敗した「再生の道」も論外。ほかにも聞いたことのない政治団体の候補者とかもいますけど選挙に学歴自慢を持ち込んでいる時点で到底支持できません。
現時点では、それらを除外すると残るのは護憲野党+れいわ新選組ぐらいです。
しかも、立憲民主党は候補者を2名出していますけど、そのうちの1名に対しては、私は党員でありながら(否、党員だからこそと言うほうが正確か?)到底支持できません。
れいわ新選組に対しては、個人的にはあまり積極的には支持できません。しかし、選択肢としては残して置いてもよいかなと思っています。
何度か申し上げておりますように、東京では定数6のうちの少なくとも半数の3議席を護憲野党に取ってほしいため、自分は情勢に応じて戦略的に投票先を変えてゆくことになると思います。恐らくは投票日ギリギリまでどの候補者に実際に投票すべきか悩むこととなるでしょう。
さらに悩ましいのが比例で、こちらにも絶対に国会にいなければならない人物の名前がいくつも出てきています。
毎回、比例の候補者の情報はあまり出てきませんので、積極的に探しに行く必要があります。一応、こちらについても自分にとって投票先となり得る政党は立憲民主党、日本共産党、社会民主党のいずれかになると思いますが、党名ではなく具体的な候補者名で投票したいため、そちらの情報についてもきちんと収集しておきたいところです。
#2025年 #2025年7月 #2025年7月4日 #政治 #東京 #選挙 #参院選2025 #参院選 #参議院議員選挙

本日・2025年7月3日(木)は、参議院議員選挙の公示日です。
とにかく投票率を下げたくてたまらない自民党政権はよりにもよって連休中日の7月20日(日)を投票日に設定しましたが、我々賢い有権者は投票を棄権することはありません。
今日からいよいよ選挙戦スタート……なのですが、現時点で自分は選挙区(東京)、比例ともに、投票先を決めることができていません。
東京は6議席ありますので、そのうちの少なくとも半数の3議席は、できれば4議席、護憲野党(立憲民主党、社会民主党、日本共産党等)に取ってほしいです。そのため、自分はそのときの情勢などによって戦略的、流動的に投票先を決めてゆこうと思います。
昨今、街頭演説という形で、公職選挙の立候補者による差別扇動発言などが公然とおこなわれるようになってしまいましたが、どういうわけかそういうところに支持が集まってしまうところに、本邦の有権者のレベルの低さを感じます。ある対象を差別したところで、差別されている側はもちろんのこと、差別している側にとっても何のメリットもないのですけどね…。差別扇動している側はもちろんそれを承知の上でしているのですが、そういうのを支持してしまう一般的な有権者には、もう少し頭を冷やしてまともな候補者を選んでほしいと思うのですが。
参議院議員選挙では3年ごとの半数改選のため、今回は2019年に当選した議員の議席が改選対象となります。
自分は、2019年の参院選では、選挙区(東京)では立憲民主党の山岸一生氏、比例では同年結党したばかりのれいわ新選組の代表である山本太郎氏に、それぞれ投票しました。
今回自分は、恐らく6年前の投票先を踏襲することは無いと思います(特に比例)。先述の通り、護憲野党の議席の最大化のために戦略的に動くつもりのため、状況次第では、立憲民主党の党員でありながら立憲民主党に投票しないということもあり得ます。
なお、比例では今回も、政党名ではなく候補者名で投票すると思います。しかし、比例だけ見ても、「この人は落としてはならない」という人が護憲野党の中に何人もいるため、どこの誰に投票すべきか、ギリギリまで悩みそうな気がします。
先日の東京都議会議員選挙では、自分は候補者の演説を全く聴かずに投票してしまいましたが(だって共産党の候補以外はそもそも聴く価値すらなかったんだもん)、参院選ではできるだけ候補者の街宣に足を運びたいところです。
#2025年 #2025年7月 #2025年7月3日 #政治 #東京 #選挙 #参院選2025 #参院選 #参議院議員選挙
昨日・2025年6月29日(日)17時から、新宿駅東口広場におきまして、JCPサポーターと吉良よし子ボランティアセンターの共同企画による、参議院選挙スタート街宣が開催されました。
この参院選で東京選挙区から立候補して3期目を目指す吉良よし子参議院議員のほか、市民有志の方々、そして先日の東京都議会議員選挙で当選した田中智子都議会議員が登壇し、40分ほどの短い時間でしたが内容の濃い街宣となりました。
当初、自分はこの街宣に足を運べない見込みでしたが、日中の予定が思っていたより早く済んだため、ギリギリではありますが新宿に足を運ぶことができました。
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昨今うんざりさせられることの多い政治系のニュースで、昨日は珍しく明るいニュースがありました。
18日に、大阪府忠岡町長選挙がおこなわれ、共産党籍の町長が誕生したとのことです。
この選挙結果は、我々日本国内在住の公職選挙の有権者が是非とも考えるべきことをいくつも示唆しています。

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昨日投開票があった千代田区長選挙並びに千代田区議会議員補欠選挙は、まあ予想通りのひどい結果となりました。
区長は現職、区議のほうも都民ファシスト、もとい都民ファーストの会の候補者が当選したとのことです。
こりゃ、やけ酒を飲まなきゃやってらんねぇや。
なお、区長選挙については投票率もでていて、今回は前回(45.30%)をも大幅に下回る39.11%で、過去最低とのことです。
おまえらいったい何のために都心のど真ん中に住んでいるんだよ!?💢


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表題の通り、本日は、千代田区長選挙並びに千代田区議会議員補欠選挙の投票日です。
今日は東京都内でも降雪があるとの予報が出ていますので、私・テルミナ™は前日に期日前投票を済ませてきました。


それにしても、昨今、自分はずっと期日前投票ばっかりしているような気がします。ここ暫く、公職選挙の投票日当日に投票した記憶がありません。
なお、普段は無骨で地味な投票済証しかくれない千代田区ですが、今回はこじゃれた投票済証を用意してくれています。本のしおりとしても使えるんですよぉ。これで投票しないなんて勿体ないです(ぉぃ)。


千代田区在住の有権者の皆さん、必ず投票しましょう!
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ついに、千代田区長選挙および千代田区議会議員補欠選挙まで、残すところあと2日となりました。
以前述べておりましたように、区議会議員補欠選挙のほうは、日本共産党の候補に入れることを決定済みです。
問題は区長選挙のほうで、現時点でも自分が投票する候補者を確定できていません。

前々から、自分は現職とあと1名を最初から選択肢から外しており、残り3名から選ぶと申し上げておりますが、その3名全員に対しても不安要素があります。
女性候補2名は、いずれも区長報酬の削減を挙げています。
しかし、区長職なんて気軽に報酬をカットしてもいいような安い仕事ではないと思うのですが。これ、一見己の身を切っているように見えて、その人たちがやめたあとに区長に立候補する人々をも制約する毒まんじゅうだと思います。報酬半額カットした区長が退いたあと、後続の人が報酬を満額もらいますなんて言いづらいでしょう。これ、今後恒久的に、区長のなり手を富裕層に絞る愚行だと思うの、自分だけでしょうか?
残った男性候補1名はもっとひどいです。その人、選挙公報にはほかにもいろいろと危険なことを公約に掲げていて、到底支持する気になどなれないのですが、なんと、「区職員の給与5割カット」と言い出しています。区長自らですらない。
で、私も気づいていなかったのですが、この人、元大阪府立高校教諭なのだそうです。そう。日本維新の会のせいで行政が壊滅的に破壊されたあの大阪の元公務員なのです。ご自身も維新によって辛酸をなめさせられてきたであろうはずが、維新お得意の、目の前ににんじんをぶら下げて裏でとんでもないことをするというまねを、東京でやろうとしているのです。
いまだに前世紀のような公務員叩きが通用すると思ったら大間違いで、区職員の報酬を下げようものならば必ず行政の質の低下に繋がります。それを許してしまったら千代田区はいくら税収があっても壊滅することでしょう。
…というわけで、ただでさえどんぐりの背比べ状態だった区長選挙、気がついたらどんぐりが皆小さくなっていたというオチです。本当にこれ、誰を選べばいいの?
これで男性候補者3名は全員自分の選択肢から外れましたが、残った女性2名もどうもねぇ。
#2025年 #2025年1月 #2025年1月31日 #政治 #選挙 #千代田区長選挙 #千代田区議会議員補欠選挙 #東京 #千代田