「Wizardry外伝」チュートリアルシナリオ、ひとまずクリア
昨日ようやく、ゲーム「Wizardry外伝 五つの試練」(Steam版)のチュートリアルシナリオ「偽りの代償」において、最終ボス撃破後のクリアアイテムを城に持ち込みエンディングを迎えました。
40時間以上プレイしていたことになりますが、序盤は本当にチュートリアルだったものの、中盤以降しっかりとしたゲームになり、終盤では普通に厳しいWizardryの世界になっていました。ソフトウェアリセットの手段がなかったら今頃挫折していたかもしれません。
実は最終ボスを倒すだけならばずいぶん前におこなっていたのですが、クリアアイテムを城に持ち帰って称号をつけてしまうとそれ以後最終ボス(厳密には違うらしいが)との再戦やクリアアイテムの再入手をできないという情報があったため、ずっと称号をつけずにクリアアイテムを何度も奪取してはアイテムボックスに入れたりあるいは商店に売却したりといったことを繰り返していました。
あと、クリアアイテムは普通に装備品としても優秀であるため、最終ボスよりも強いいくつかの敵と対峙するときにはパーティーメンバー6人全員にクリアアイテムを装備させて挑みました。
昨日、ついに商店のラインナップから売り切れ表示をなくしましたので、最後にもう一度だけ最終ボス(?)に挑み、クリアアイテムを入手し、それを城に持ち帰って称号を付与されました。
最終クリア時のパーティーメンバーの状態
- メアリ(戦士⇒ロード・人間・女・善):レベル72
- 光男(侍・人間・男・善):レベル75
- ヨウ(盗賊⇒忍者・人間・女・中立):レベル66
- ヨシュア(僧侶・人間・男・善):レベル107
- ジョセフ(ビショップ・人間・男・善):レベル78
- ケイ(魔法使い・人間・男・善):レベル103
結局、最初戦士と盗賊として作成したキャラクターについては、どちらも道中に入手できる転職アイテムを使って上級職(ロードと忍者)に転職させてしまいました。
当初は僧侶を前衛に出していたのですが、盗賊を忍者にしたことで僧侶を後衛に移動させることが出来、それだけでも闘いがずっと楽になりましたね。
感想
シナリオ全般
最初は本当にチュートリアルに特化したシナリオなのかと思っていたのだが、地下3階最奥部の敵を倒しておしまいかと思ったら、それは序盤に過ぎなかったことが判明し、軽く脱力。
だがそこから徐々にWizardryのハードな世界になっていった。秀逸な導入とそこからの展開だと思う。
終盤の砦の2階、アレは本当にわけがわからなかった。アレは最初からちゃんとマッピングしないとわけがわからないだろう。
ただ、物語の核心となっている特定人物については最後の最後までよくわからなかった。
ゲームバランス
序盤でソフトウェアリセットの方法が堂々と出てきていたので遠慮無く使ったが、さすがに最後のほうになるとそれを多用する前提のバランスだとは思う。
裏を返せば、ハードなWizardryフリークがリセット不使用縛りでゲームをすれば十分「Wizardry」として通用するのではと思う。
ただ、最終ボス撃破後に出会うであろう特定の敵2体、奴らは相当厳しい。クリアアイテム装備が前提みたいなバランスになっているので、何も知らずに挑むとストレスだけがたまると思う。
イベント等
さすがにチュートリアルシナリオだけあって、イベントの内容そのものが理不尽と感じることはあまりなかった(砦2階を除く)。
少なくとも、歩いていたりドアを開けたりしたらいきなり岩の中に放り込まれてロストなどということはない。
入手アイテム類も、古き良き時代のWizardry、特にファミコン版をプレイした人であればなじみのあるものが多いため、違和感なくプレイできた。ただ、通常の方法では入手できないアイテムがあり、それを入手するのにえらく苦労したが。
あとやっぱりいましたね、地下1階の特定の場所にとある亡霊さんが。
地下1階の入り口からそう遠くないところにHP回復とMP回復の泉があるので、それだけでも宿での宿泊回数を抑えることができていた。新設と言えば親切だが、人によってはヌルゲー化を懸念していたかもしれない。
最後に
「偽りの代償」についてはいったんこれで打ち止めとします。
今後は、別のシナリオをプレイするのではなく、シナリオエディタでシナリオを自作したいなどと考えております。
ただ、シナリオエディタ、やらなければならないことが思っていた以上に多く、基礎を覚えるだけでも数日掛かりそうです…。
#2025年 #2025年10月 #2025年10月23日 #ゲーム #Wizardry #ウィザードリィ #RPG #Steam #ウィザードリィ外伝 #Wizfo #PC #Windows