日本を子どもたちに引き継がせる気があるならまずは出産、子育てしやすい国にしてくれ

参議院議員選挙の投票日まであと1週間。

 さて今日も寝不足だけどモンハンやるかと思って気力を絞って起き上がったところ、iPhoneの通知画面で、Twitterから下記のツイートが通知されてきていました。

 日本共産党の小池晃氏のツイートですが、そこで一般の方のツイートが引用されています。それがこちら。自民党の井上義行候補の発言について触れられています。

井上氏「同性愛とか色んなことでどんどん可哀想だと言って、じゃあ家族ができないで家庭ができないで子供たちは本当に日本に引き継いでいけるんですか?

 個人的に特に引っかかったのは、後半。


 あのね、これまでの日本政府の失策、というより愚策によって、異性愛であっても経済的な理由で子どもを作れない人間が大勢いるというのに、何でしょうかね、この言い草。それも与党の政治家がこんなこと言いますか?

 これまで散々福祉や介護、子育てや学校教育等の予算を削っておきながら、大企業や富裕層ばかり優遇して、軍事費を倍増させるような政権ですよ。本当に日本を子どもたちに引き継がせる気があるならば、まずはその子どもを産み育てる環境をちゃんと整備して欲しいですね。

 日本では結婚も出産も子育てもとにかくお金が掛かります。私を含め、経済的な理由で子どもを作ることを断念した人はたくさんいます。本来であれば、いわゆる団塊ジュニア世代が子育てをするはずだった約20年前に第三次ベビーブームが起きるはずでしたが、散々少子化を叫んでおきながら、政治が弱肉強食のいわゆる新自由主義に舵を切ってしまった結果、日本の少子化を食い止める最後の機会を政治が潰してしまったわけです。

 LGBT差別という話も出ていますが、それ以前に今の自民党政権が続くうちは、日本が出産や子育てをしやすい国になることは絶対にあり得ないと断言できます。

 これから子どもや孫が出来る世代の皆さん、それに今現在子育て進行中の皆さん、本当に自分たちの子や孫のことを、そしてその世代が過ごす未来の日本国のことを真剣に考える気があるのであれば、1週間後の投票日までに、自分が投票すべき候補者について真剣に考えてくださいここで棄権や白票投票をしたり、ましてや現政権与党やその補完勢力である偽装野党(奇しくも憲法改正賛成と言っているところと一致します)に投票するというのは、自分で自分の首を絞めるにも等しい愚行です。

 数年に1回の選挙の時ぐらい、真剣に政治について考えてください。

 以上、B層に毛が生えたくらいの知識しかない一市民の口でした。

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