昨年は、2月にある2回の祝日(建国記念の日、天皇誕生日)がいずれも3連休を構成していたのですが、今年の2月に3連休を構成するのは天皇誕生日のみとなってしまいました。とはいえ、今年もまた、ゴールデン・ウイークのカレンダーの並びは極めて悪いことに変わりはありませんが。
建国記念の日の時にも触れましたが、昨今、日本に限らず世界中で右傾化が進んでおり、特に自称同盟国の米帝、もといアメリカ合衆国では、ドナルド・トランプ氏が大統領に返り咲いてから、急激に右傾化と体制破壊が進行しています。
日本に於いても、体制破壊は2012年に第2次安倍政権が発足してから加速度的かつ強引に進められてゆきましたが、米帝の皇帝が変わってからのたった1ヶ月半ほどの間の変化は、安倍政権8年分にも匹敵する強烈なもの、という印象があります。一度も渡米したことのない自分ですらそう感じるのですから、米帝に在留している人にとっては相当危機感が高いのではないでしょうか?
私に限らず、今の日本の中高年の中には、「自由の国アメリカ」と刷り込まれ……もとい、教えられた人も少なくないと思います。しかし、体制崩壊が始まった今年以降の米帝に、とてもではありませんが「自由」など見いだせません。白人男性以外の人にとっては、米帝の市民権を持っていても安心できなくなっているという話も見聞します。
日本でも、昨今、入管政策の相次ぐ改悪で、国際紛争等で発生する難民に対して日本に逃げてきてくれとは到底言えない状況になっています。毎年この時期になると、入管政策に対する抗議のデモや集会が開かれます。昨日も、私は急用で突如千葉に行かなければならなくなったこともあり参加できませんでしたが、都内でその手の抗議集会があったようです。
昨年にも触れましたが、本来、日本が、そして我々日本人が誇るべきものは、戦後70年以上何とか維持している民主主義と平和憲法であり、外国と直接交戦をしてこなかったという実績なのではないでしょうか? また、アメリカでは白人の支配下にあるとは言え、世界中からの移民も多く、種々の問題もあるにせよ、自由の国であることを誇ることができていたのではないでしょうか?
なぜ両国とも、否、両国に限らず世界中で、右傾化と近世以前への回帰が進んでいるのでしょうか? こんなことで、自国を誇れと言われても、無理です。
日本国民よ、いつまで国を私物化している体制側の連中の踊り子を続けるつもりでしょうか? そんなことをしても「喜び組」には入れませんし、いずれ踊り子たちの人権も毀損されるのは目に見えています。今こそ、日本国憲法が謳う民主主義と平和主義を、確固たるものにすべきなのです。
これは昨年の同日にブログに書いた言葉と全く同じですが、今年も通用する言葉です。
なぜか日本国内には、被支配者階層であるにもかかわらず己を支配者と重ね合わせて物事を見てしまう者が多数います。そんなことをしても自らが支配者階層の仲間入りをすることは決してなく、それどころか支配者階層にいいように搾取されるだけです。特に日本では、低所得層から税金を収奪して富裕層に還流する仕組みができあがってしまっているため、中間層以下の階層は一致団結して消費税廃止を視野に入れた税制改革を訴えなければならないはずなのですが…。
本当に、体制側の踊り子をすること、やめませんか?

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今年は、建国記念の日と天皇誕生日のいずれも3連休を構成するという、カレンダーの並びとしては非常によい年です(ただ、ゴールデン・ウイークがダメダメですが…)。
昨年の天皇誕生日の時も、結局強行されてしまった入管法改悪反対デモの件について触れていましたが、今年も、本日ではなく明後日になりますが入管法反対デモが開催されるとのことです。
デモの公式サイトが不明なため、Mastodonで流れてきた情報を貼り付けておくこととします。
非常に申し訳ありませんが、今回自分が参加出来る可能性は低いです。と言いますのも、今週半ばに体調を崩してしまい、昨日は終日仕事を休んでしまい、今もまだ全快していない状況だからです。なので、「行けたら行く」状態になってしまっています。
特に今回は、昨年強行された改悪入管法が6月から施行されることに加え、政府が「故意に税金未納や滞納繰り返した」とする外国人に対する永住権の取り消しを目論んでいるとのことで、そちらに対する抗議も含まれます。
日本は、と言うより日本人は、ずいぶん昔から近隣諸国に対して傲慢な態度をとり続けていますが(そのくせいわゆる名誉白人気取りな面もあるという二枚舌なのでさらにたちが悪い)、入管法といい今回取り上げられている永住権取り消しといい、国が率先してその態度を隠そうともしないことに憤りを覚えます。
昨年と同じことを書きますが、第二次大戦敗戦後、日本は曲がりなりにも民主主義国家として繁栄し、我々日本人も曲がりなりにも民主主義を享受してきました。選挙なんて行っても行かなくても変わらないなどとうそぶいている者たちも、その恩恵(や問題点)はしっかり受けているはずです。
しかし、日本に生まれて日本国籍を持ち「日本人」として生活している我々でさえも、日本の民主主義が張りぼてであるということを特に近年これでもかと見せつけられています。ましてや日本国籍を持たない人に対する扱いなど、うわべだけ想像しても恐ろしいものがありますし、実際に日本に長く住みながら日本国籍を持たない人の話をSNSなどで読もうとしても、正視出来ないような言葉が視界に入ってきたりします。
かつて日本は「世界第2位の経済大国」と呼ばれていました。しかしその力は小泉政権以降の新自由主義政策により削がれてゆき、今では名目GDPはドイツに抜かれて第4位とのこと。しかも貧富の格差は年々広がっており、庶民の実感としては順位の数字は桁が一つ多いと思います。今の50代以上の人であれば「経済大国日本」という言葉なんてそれこそ耳にタコができるくらいには聞いているとは思いますが、逆に言えば日本で海外に誇れていたことなんてせいぜいそれぐらいなんですよね。
しかし、本来日本が、そして日本人が誇るべきは、経済力でも無ければ、海外と比べたときに何の根拠も無く何を言っているのかわからない優位性でもない。戦後70年以上何とか維持している民主主義と平和憲法であり、外国と直接交戦をしてこなかったという実績なのではないでしょうか? 今後も民主主義と平和を維持するためには、海外との友好関係の強化こそすべきであれ、海外にわざわざ自分からけんかをふっかけるようなことなど、あってはならないのです。
むしろ日本を誇りに思う上で、改悪入管法や永住権取り消しといった、人権と対立するものは、邪魔でしかないのです。
日本国民よ、いつまで国を私物化している体制側の連中の踊り子を続けるつもりでしょうか? そんなことをしても「喜び組」には入れませんし、いずれ踊り子たちの人権も毀損されるのは目に見えています。今こそ、日本国憲法が謳う民主主義と平和主義を、確固たるものにすべきなのです。

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#2024年 #2024年2月 #2024年2月23日 #天皇誕生日 #祝日 #ひとりごと #雑談 #愛国心 #入管法改悪反対 #入管法 #デモ #抗議行動 #入管法渋谷デモ0225 #改悪入管法を廃止へ #永住権取り消し法案提出に反対します
2月23日は天皇誕生日。
世間一般では祝日であり、私の仕事も今日はお休みです。
そんな日本の象徴たる天皇陛下の誕生日である本日、日本各地で「2.23 入管法改悪反対全国一斉アクション」が開催されます。
東京では、14時より、上野恩賜公園を起点にデモ行進がおこなわれます。
個人的には、先週末からの体調不良の状況次第で参加するか否かを決めるつもりでしたが、今朝の体調は良好ですので、参加しようと思います。
「2.23 入管法改悪反対全国一斉アクション」のページ内では、次のように述べられています。
①入管法改悪反対、②仮放免者に在留資格を、この2点を求め、また、2021年3月6日、名古屋入管へ収容中に亡くなったスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんの三回忌として、2023年2月23日(木)に全国各地で集会・デモ・スタンディングアクション等を開催します。
ウィシュマさんの件については、自分の元に断片的に入ってくる情報だけでも、とても正視出来ないような残酷な話ですが、これに関する多くの情報を精力的に集めようとしている方々には、頭が下がる思いです。
過去に2度、入管法「改正」は市民の反対が強く、成立を阻止することが出来ました。今回、ウィシュマさんの件に限らず入管の対応が明るみに出ておりますので、さらに世論を醸成し、入管法の改悪を何としてでも阻止しましょう。
入管法の改悪に反対することは、被害者や犠牲者に思いを寄せるというレベルの話をもはやはるかに超えています。入管の対応も明るみに出ていますし、日本国外からこの問題がどう見られているのかなんてわかったものではありません。
過去にも(否、現在進行形か)、日本の外国人技能実習制度では外国人の「実習生」が人権侵害等の様々な被害に遭っていて、恐らく彼らの日本国に対する印象は相当悪くなっているのではなかろうかと思われます。
技能実習制度しかり入管問題しかり、このまま放置してしまうと、いずれ日本が世界から孤立してしまい、ひいては我々日本国民が海外で不当な扱いを受けても反論出来なくなってしまうのではないでしょうか?
第二次大戦敗戦後、日本は曲がりなりにも民主主義国家として繁栄し、我々日本人も曲がりなりにも民主主義を享受してきました。選挙なんて行っても行かなくても変わらないなどとうそぶいている者たちも、その恩恵(や問題点)はしっかり受けているはずです。
今日本人が誇るべきは、軍事力でもなければ、昨今の自称論客によって吹聴されている優生思想の類いなどでもない。戦後70年以上何とか維持している民主主義と平和憲法であり、外国と直接交戦をしてこなかったという実績なのではないでしょうか? 今後も民主主義と平和を維持するためには、海外との友好関係の強化こそすべきであれ、海外にわざわざ自分からけんかをふっかけるようなことなど、あってはならないのです。

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今日という日を開催日に選んだ「2.23 入管法改悪反対全国一斉アクション」の主催者、協賛者各位に対し、心から敬意を表します。
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