【ひとりごと】苦しんで死ぬのか?
7月頃から、どんどん自分が余暇に使える時間が減って行き、昨今では何度も申し上げておりますように、長時間勤務や休日出勤が常態化してしまっています。
日本のIT業界では、一昔前まではこんなプロジェクトはざらにありましたが、その後だいぶ業界の体質が改善されてその手の炎上案件は減った、と思っていました。しかし、その認識はどうやら不正確だったようです。
そもそも私はなぜ、こんな、民主主義や自由主義と相性の悪い業界を選んでしまったのか。学生時代に大慌てで求職活動をする羽目になった当時の自分に対し、小一時間問い詰めたいです。そもそも、自分が社会人、とりわけ民間会社従業員に全く向かない人間であることは、学生時代には既に認識していたはずなんですけどね。炎上案件がらみの業界の昔話を聞くと、日本のIT業界が前近代的な身分制度の上に成り立っていることを、改めて思い知らされます。故に自分は他人には決してこの業界を勧めたくないわけなのですが。
IT業界に限ったことではないのでしょうが、最初の仕事選びでしくじるとそこでほぼ身分が固定化されてしまい、一生苦しむことになります。
私は、今では個人事業主というさらに不安定な立場にあります。事業がうまく回っている分にはよいのですが、うまく回らなくなると途端に死と隣り合わせになります。自分は下手すると今月中に死ぬのではないかという恐れすら抱いています。
仕事選びの際、明らかに炎上案件の特徴を持つプロジェクトについては避けるようにしていますが、あとからじわじわと炎上してゆくようなものは少なからずあり、それを事前に察知するのは困難です。
自分が今のプロジェクトを選んだときは、昨年の8月、9月に2ヶ月連続で無収入期間を経てしまったこともあり、あまり贅沢を言える状況ではありませんでした。とはいえ、こんなことならもう少し早めに手を打っておくべきでした。漠然と嫌な予感はしていて、しかもそれがあとから現実になってしまったわけですからね。
このまま苦しんで死ぬのは嫌です。私も人としての幸せをつかみたいのです。
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