【MHR】モンスターハンターライズをハンターランク200に到達するまでプレイした感想

モンスターハンターライズ」、3月26日の発売以降、毎日プレイしており、先ほどついに自分のキャラクターがハンターランク200に到達しました。

 先月末の大型アップデートで実装された「イベントクエスト」を含むクエストを、チュートリアル関連と闘技大会以外すべてクリアし、あとは闘技大会や勲章といったやりこみ要素や装備の強化などが残っている状態です。

 これまでにかかった総プレイ時間は240時間弱におよんでいます。自分は飽きっぽい性格のため、ただでさえプレイするゲームの本数が少ない上に、よほどのことがない限り一つのゲームに対してここまで時間を掛けることもそうそうないのですが、どうやらモンスターハンターのシリーズだけは自分の中でも特別な扱いであるようです。

 まあ、それだけプレイすると、ファースト・インプレッションセカンド・インプレッションとはまた別の意味で、いろいろと言いたいことも出てきます。


メインシナリオのボリューム

 今作は、メインシナリオのボリュームが、里クエストと集会所クエストを合わせても、過去作品よりも控えめであるように感じました。

 まあ、特に「モンスターハンター:ワールド」が長すぎたというのもありますが、それにしても、それを含む過去作品はメインシナリオにも今作よりも時間がかかっていたように記憶しています。

 とは言え、今作は今後も大型アップデートの計画があるようですので、さらなる追加シナリオを期待したいところです。こういう作り方を出来るのは、インターネット接続を前提とした昨今のゲームの強みではあります。

金策について

 モンスターハンターのシリーズはとにかくお金のかかるゲームです。武具の購入や強化にもお金がかかりますし、店で購入する以外の入手方法がないアイテムの入手にもお金がかかります。

 特に今作では、「お金が出て行きやすく貯まりにくい」ということを強く感じております。通常にクエストで入手できる報酬は、集会所の★7クエストを4人でプレイするという前提で考えると、多くても5000ゼニーを少し超えるくらい(それに各種ボーナスがプラスされますが…)、しかしその金額では、高レベルの防具では1レベル分の強化に必要な金額にも至りません。もちろん強化しなければならないのは防具だけではなく、武器の強化に至っては、場合によってはそれだけで数万ゼニー取られるケースもあります。それらに必要な金額を稼ぐためには、膨大な数のクエストをひたすらこなさなければなりません。

 しかし、シリーズの伝統で、今回もしっかりと、クエスト中に誰かが力尽きると報酬が減額されます。これのおかげで、ただでさえ少ない報酬が余計に少なくなります。

 その一方で、「モンスターハンター:ワールド」にあったような、プレイ時間数分で数千ゼニー荒稼ぎできる採取クエストが今作にはありません。否、正確にはないわけでもないのですが、あまり効率よく稼げるとは言いがたく、ルーチンワークになるのでやっているうちに飽きてくるのです。

 なお、今作ではあまりにもお金が貯まりにくいため、モンスターを狩猟することで得られる素材を売却するプレイヤーが少なからずいるようです。また、時々交易商人からポイントと引き換えに入手できる他国の宝石を換金するという方法もあるようです。

 自分は昨今では、今作のキーワードにもなっている「百竜夜行」のクエストを金策として受けることが多くなっています。「百竜夜行」は次々に押し寄せてくるモンスターの群れから里を守るために砦で防衛するというものですが、これについてはハンターが力尽きても報酬が減額されないため、「お団子金運術」と併用すると比較的効率よくお金稼ぎを出来ます。特に高レベルの「百竜夜行」ではクエストクリア時に入手できるアイテムも高品質なものが多くなるため、アイテム稼ぎにも使えます。

百竜夜行について

 先述の「百竜夜行」、これまでのモンスターハンターにはなかった概念ですが、今作のキーワードにもなっているだけあり、やればやるほど「作り込まれたシステムだ」と感じさせてくれます。

 砦にある様々な兵器を使って、モンスターの群れを撃退するというものですが、砦のマップは複数あり、どのマップになるのかによって立てるべき対策が微妙に異なります。

 また、登場する大物モンスターによっても(特に終盤の)戦い方が変わってきます。

 そのため、やることが極端に単調にならずに済んでいます。

 また、先述の通り、「百竜夜行」では力尽きてキャンプ送りになるハンターが出てしまっても報酬が減額されません。ですので、効率よくお金稼ぎをするためにも有効な手段です。

とある百竜夜行クエストクリア時の一コマ(その1) とある百竜夜行クエストクリア時の一コマ(その2) とある百竜夜行クエストクリア時の一コマ(その3) とある百竜夜行クエストクリア時の一コマ(その4)

特定のボスとの戦闘について

 これについてはネタバレ要素が多いので詳しくは書きませんが、シナリオ上極めて重要な位置づけとなる特定のモンスターとの戦闘については、正直あまりいい印象を受けませんでした。

 そのモンスターとの戦闘でまともに使える武器が大幅に限られるので、例えば自分が多用している操虫棍をそのクエストに持参してしまった日にはほとんど足手まといにしかなりません。

 おかげで自分は、これまでのシリーズではずっと避け続けていたとある種類の武器に手を出すことにしたのですが、慣れるまでが結構大変でした。そして、残念ながら今作では自分は「操虫棍一筋」を貫くことが出来なくなりました。

 まあ、別の武器に手を出したおかげで、自分の戦い方を広げることは出来たとは思いますが、それにしても本件についてはどうも納得できません。

やりこみ要素について

 今作でも、メインシナリオ以外にやりこみ要素が数多くあります。

 そのうちの「手記」については、自分は序盤のうちに一通り集めたのですが、これ、(あえてリンクは貼りませんが)攻略サイトの情報なしに完遂するのはほぼ不可能です。前提知識なしにはまず行けないような場所に設置されているものもあり、完遂したときには達成感よりもやっとこの苦痛から逃れられるという解放感の方が先に出ました。

 「勲章」については、自分はまだ完遂できていません。とは言え、まだ未取得の勲章についても、特定の数種類を除いては、プレイしてゆくうちに時間が解決するものです。とは言え、個人的に全くやる気が起こらない(故に実施回数は0回である)闘技大会絡みのものと、取得のためにとにかく大金を使うことが前提となっているものについては、これ本当に必要なノルマなのかと言いたくなります。

 まあ、PS4版「モンスターハンター:ワールド」のトロフィーに比べればまだ運要素の強い理不尽なものがないだけマシと言えばマシですが。

今後のプレイについて

 先述の通り、自分は一部のやりこみ要素(特に勲章)を残した状態です。

 とは言え、メインシナリオについてはひとまず終わっており、里クエスト、集会所クエストも完遂しています。

 そのため、そして今月も仕事が多忙になる見込みであることを踏まえると、あまり本作をプレイする時間を多く割くわけにもゆかなくなります。

 一応、今後も当面の間は毎日プレイを継続しようとは思いますが、1日数時間もがっつりプレイするようなことは避けて、知り合いのハンターと音声チャットしながらプレイする時を除いてはなるべく1日1時間以内に収めたいと思います。ほかにも先延ばしにしている別件を進めたいですしね。

 最後に、現時点での自分のギルドカードを貼り付けておくこととします。なお、ギルドカード内の画像については、自分のキャラクターの現状を反映していませんが、撮影し直すのが面倒だったので、以前のままにしています。

テルミナのギルドカード(モンスターハンターライズ・ハンターランク201;その1) テルミナのギルドカード(モンスターハンターライズ・ハンターランク201;その2)

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