いすみ鉄道キハ28等乗車レポート(その3)

自分はただでさえ寝不足なのですが、このところはそれが顕著になっていて、確実に寿命が縮んでいるなと感じています。

 とりあえず、いすみ鉄道所車レポート、今回も小出しにしておしまいにします。だんだんと当日のことを忘れかけています…。


のんびりと行動してはならない。

 大多喜から乗車したキハ28を連結した101D列車は、何事もなく終点・上総中野駅に到着しました。

 しかし、ボックス席に座れなかったために奥のロングシートに向かい、下車するときもちんたらと下車してしまったために、キハ28待機列に並ぶのがまたしても遅れることになってしまいました。

 結果、折り返しの102D(大多喜~大原間急行)でもロングシートに座る羽目になってしまいました。急行なのにロングシートというのもなんだか味気ないですね。

 なお、上総中野駅で下車した時点で既に折り返し102D待機列が出来ていたため、残念ながら自分は上総中野駅での写真撮影もままなりませんでした。結局撮影できたのは駅名標だけ…。

上総中野駅

 1月にここを訪れたときには、元々いすみ鉄道の列車に乗る予定がなかった(というよりツアーだったのでそんなこと出来なかった)ので、逆に写真撮影に励むことが出来ましたが…。

 そうそう。キハ28ですが、自分が1月に上総中野を訪れたときに目撃したときは、かつて国鉄が四国の気動車急行に施していた赤ひげ塗装を再現していたのですが、今回訪れたときには既に赤ひげはありませんでした。私はものすごく貴重なシーンを撮影できたわけですね…。

 なお、赤ひげ塗装を施していたときには、いすみ鉄道がJR四国から借用していた本物の四国の急行列車のヘッドマークを掲げていました。

いすみ鉄道キハ28・赤ひげ塗装+急行うわじまのヘッドマーク

ボックス席にありつけなかった悔しさをバネに(大げさ)

 結局自分は、折り返しの102D列車でも、101Dの時に座っていたところと大差ないところに座りました(さすがに完全に同じなのは癪なので…)。

 乗客のメンツは大差ないはずなのですが、心なしか101Dの時よりも賑やかになったような気がします。

 102D乗車中に自分が座っていた列車最前部付近から、キハ28の車内を撮影してみました。プライバシーに配慮するとこれが限界です…。

いすみ鉄道キハ28車内を無理矢理撮影

 泉鉄道のキハ52もキハ28も、かつて所属していたJR西日本の雰囲気を感じることが出来ます。これはこれらの車両を導入するときにわざとそうしたのだとか。

 これなんか特にJR西日本らしさを感じますね。

優先座席

 もろにJR西日本のフォーマットです。

 関西などからいすみ鉄道に乗りに来る人が果たしているのかどうかはわかりませんが、もし関西から来た人がこれを見たら、思わずニヤリとするのではないでしょうか?

昭和の観光急行

キハ28 2346

 いつの間にか乗客が増え、また大多喜から急行運転をするようになって、いよいよそれっぽい雰囲気が出てきました。

 急行区間に入ってからの車掌さんの案内に「昭和の観光急行」というキーワードが出てきましたが、実際に国鉄時代に気動車急行に乗っていた人からしてみればどんな感じなんでしょうかね? ちょっと運転距離が短すぎますけど。

 途中の国吉では、最初に大多喜に向かうときにはうまく撮れなかった元久留里線のキハ30を、少しだけマシに撮影できました。見た感じ、状態は悪くはなさそうです。

昭和の観光急行の車内から見たキハ30

 102D列車は終点・大原に到着しました。ここでもまたいったん下車することになります。

 なお、上総中野駅での折り返しの時よりは時間がありましたので、限定切符の購入や写真撮影をおこなうことが出来ました。

「準急外房」のヘッドマークを掲げたキハ28

横サボは「急行そと房」。

キハ28 2346

 さらに大多喜に戻るときに乗車した103Dでは、あえてキハ52に乗ることにしました。こちらの引退についてはまだ何も言われていませんが、キハ28が修繕困難なために引退を余儀なくされるので、いずれキハ52も似たような運命をたどると思います。そのときに慌てふためかないよう、今のうちに乗っておこうと思いました。

 それ以降については次回に。

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