Telmina's notes

JR西日本

今日は、107名の死者を出してしまったJR福知山線脱線事故から20年という記念すべき日です。

 私自身は、福知山線には縁もゆかりもありません。たまに大阪旅行するときですら、福知山線に乗る機会は今のところありません(競合する阪急宝塚本線を利用することは過去に2度合った)。

 しかしながら、この事故は、私が日本の報道に対して不可逆的に悪印象を持つきっかけとなりました。

 昨年の同日、私はブログ記事に次のようなことを書いておりました。

 確かに大事故を起こしたJR西日本の企業体質は批判されて当然ではありますが、マスコミはそれに対して執拗にバッシングする一方で、遺族やその関係者に対して寄り添う姿勢をまるで見せなかったという点で、自分はもはや日本のマスコミに対する存在意義を見いだすことが出来なくなってしまいました。

 何度も申し上げていることですが、自分のテレビ嫌いがこれで揺るがないものになってしまいました。

 このときもそうですし、6年後の東日本大震災の時もそうでしたが、一部マスコミの横暴のせいでかえって被害者の救済が遠ざかる事態になっています。芸能人の性的加害等で特定のテレビ局が問題視されていますが、むしろ業界全体の問題として、報道のあり方についてゼロから見直してほしいものです。とはいえ、自分はあの業界に自浄作用なんて無いと思っていますけどね。あればそもそも特定テレビ局のような問題は起きていないはず。

 その一方でJR西日本の企業体質の悪い面についても明るみに出ることとなり、とりわけ「日勤教育」という言葉は多くの人が見聞することとなりました。懲罰的な研修が乗務員にとって大きなプレッシャーとなり、事故の温床となったという点については、素人目に見てもその通りだろうと思います。

 普段当たり前のように利用している交通機関等のインフラも、安全・安心は自然とついてくるものではなく、ひとたび安全対策を怠ったり誤ったりしたら大事故に繋がるということを思い知らされます。

 常日頃当たり前のように使っているインフラを守っている人がいるということを、今一度肝に銘じておきたいです。

 そして、安全・安心をないがしろにして、金の価値でしか物事を図れないいわゆる新自由主義的な思想に対しては、断固としてノーを突きつけなければなりません。

JR西日本大阪駅(2021年7月22日撮影)

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今日は、福知山線脱線事故発生から19年となる日です。

 日付については、私は完全に失念しておりました。

 ただ、この事故、より正確にはこの事故におけるマスコミの報道をきっかけとして、私のテレビ嫌いが揺るぎないものになってしまったという点では、福知山線と無縁の自分にとっても転換点となる事故でした。

 確かに大事故を起こしたJR西日本の企業体質は批判されて当然ではありますが、マスコミはそれに対して執拗にバッシングする一方で、遺族やその関係者に対して寄り添う姿勢をまるで見せなかったという点で、自分はもはや日本のマスコミに対する存在意義を見いだすことが出来なくなってしまいました。

 今では、NHK、民放ともに、自民党政権べったりの体質を隠そうともしていません。元々遅くとも中学時代(とんねるずが「仮面ノリダー」とかをやっていた頃)には自分はテレビ嫌いをこじらせ始めていたとはいえ、それでも'00年代前半頃まではかろうじてテレビを見ることもありました。しかし先述の通り、この事故における報道をきっかけに、自分はテレビを見なくなりました。

 前置きが長くなりましたが、そのようなテレビ嫌いの私は、連休中もテレビを見ることは当然ながらありません。そもそもNHKとの契約もしていませんし、する気もありませんからね。

 そろそろ、連休中の行動計画を立てようと思います。

 とはいえ、現時点では、食事と買い物を除く外出予定は、5月3日の憲法集会ぐらいしかありませんけどね。

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自分はただでさえ寝不足なのですが、このところはそれが顕著になっていて、確実に寿命が縮んでいるなと感じています。

 とりあえず、いすみ鉄道所車レポート、今回も小出しにしておしまいにします。だんだんと当日のことを忘れかけています…。

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