Telmina's notes

2025年1月31日

ついに、千代田区長選挙および千代田区議会議員補欠選挙まで、残すところあと2日となりました。

 以前述べておりましたように、区議会議員補欠選挙のほうは、日本共産党の候補に入れることを決定済みです。

 問題は区長選挙のほうで、現時点でも自分が投票する候補者を確定できていません。

千代田区長選挙、千代田区議会議員補欠選挙のポスター掲示板(千代田区長選挙)

 前々から、自分は現職とあと1名を最初から選択肢から外しており、残り3名から選ぶと申し上げておりますが、その3名全員に対しても不安要素があります。

 女性候補2名は、いずれも区長報酬の削減を挙げています。

 しかし、区長職なんて気軽に報酬をカットしてもいいような安い仕事ではないと思うのですが。これ、一見己の身を切っているように見えて、その人たちがやめたあとに区長に立候補する人々をも制約する毒まんじゅうだと思います。報酬半額カットした区長が退いたあと、後続の人が報酬を満額もらいますなんて言いづらいでしょう。これ、今後恒久的に、区長のなり手を富裕層に絞る愚行だと思うの、自分だけでしょうか?

 残った男性候補1名はもっとひどいです。その人、選挙公報にはほかにもいろいろと危険なことを公約に掲げていて、到底支持する気になどなれないのですが、なんと、「区職員の給与5割カット」と言い出しています。区長自らですらない。

 で、私も気づいていなかったのですが、この人、元大阪府立高校教諭なのだそうです。そう。日本維新の会のせいで行政が壊滅的に破壊されたあの大阪の元公務員なのです。ご自身も維新によって辛酸をなめさせられてきたであろうはずが、維新お得意の、目の前ににんじんをぶら下げて裏でとんでもないことをするというまねを、東京でやろうとしているのです。

 いまだに前世紀のような公務員叩きが通用すると思ったら大間違いで、区職員の報酬を下げようものならば必ず行政の質の低下に繋がります。それを許してしまったら千代田区はいくら税収があっても壊滅することでしょう。

 …というわけで、ただでさえどんぐりの背比べ状態だった区長選挙、気がついたらどんぐりが皆小さくなっていたというオチです。本当にこれ、誰を選べばいいの?

 これで男性候補者3名は全員自分の選択肢から外れましたが、残った女性2名もどうもねぇ。

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