Telmina's notes

セルフ門番

年度が替わって、通勤時間帯の駅や電車内などで、新社会人とおぼしき人々を目にするようになりました。

 真新しいスーツに身を包んだ若人たちは、何だかんだ言ってもまだまだ社会人になりきれていない雰囲気を感じます。が、これから、よい意味でも悪い意味でも場に馴染んでくることと思います。これから様々な困難が待ち受けていることでしょうけど、くれぐれも、歩みを止めることなく前進して欲しいと思います。

 まあ余計なお世話かも知れませんが、アラフィフのおっさんから、新社会人の皆さんに少しだけ忠告を。

 世の中には、「ダメな大人の見本」と言うべき輩が確実に存在します。

 あえてすべては語りませんが、少なくとも下記のような愚民に成り下がるのは論外ですので、そうならないよう自らを戒めてゆきましょう。

  • ダメな見本
    • 冷笑主義者
    • 選挙権を棄権する日和見主義者
    • 電車等の公共交通機関に乗っても入口付近で立ち止まる愚民(俗に言うセルフ門番)
    • 健康体で負傷も障害も重い荷物もないにもかかわらず通常の人間の歩行速度の半分程度でしか歩かない牛歩魔

 いずれも、社会人として恥ずかしい限りです。しかし残念ながら、日本国内では上記で挙げたような悪い見本のいずれにも該当しない者を探すほうが難しい状況です。

 職場では、そのような愚者から指図されることも多いでしょうが、腹立たしいことにそれに逆らおうものなら、それがいくら正しい論理に基づく言動であったとしても、社会人失格の烙印を押されてしまいます。それが嫌ならば、社会を、そして政治を変えるための何らかのアクションを起こしましょう。選挙権の行使はそのスタートラインです。

 それから、新社会人の中には公共交通機関を用いて通勤する人も多いと思われますが、駅や電車内などで違和感を覚えたことはありませんか?

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日本で、特に大都市圏で、電車などの公共交通機関を利用するときに、必ずと言っていいほどとある問題にぶち当たります。

 そう。「奥に詰められるのに乗客が入口付近に留まって奥に詰めない」ことです。

 悪質なものになると、電車に乗り込むとすぐに(後ろに人がいるにもかかわらず)ドアの横に立ち塞がってわざわざ流れを遮る莫迦までいます。その手の連中のことを俗に「セルフ門番」などと言いますが、倫理観の欠片もないような連中が何を守るつもりなんでしょう?

 そうでなくても、奥に詰めようと思えばいくらでも詰められるのに、入口付近に陣取ってかたくなに詰めようとしないものがあまりにも多すぎます。それも乗車区間の長い者ほど何故かそうする傾向にあるように思えます。

 私など、総武線を1駅区間だけ利用することが多いのですが、明らかに私よりもはるかに長い距離を移動する人間が奥に詰めずに入口付近に陣取るものですから、すぐに降りる自分が奥に詰める羽目になります。そうしないと後ろの人が乗れませんから。そして、本来奥に詰めるべき連中の中には、そんな私に対してガンを飛ばしてくる、状況判断能力のない者すらいます。そういうのを「田舎者」と呼ぶのでしょうね。

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This image is based on some images created by Stable Diffusion web UI.

 Stable Diffusionで合成したこの挿絵のように、中がガラガラなのに電車の入口を塞ぐ絵はさすがにかなり極端ですが、日本で公共交通機関を使う人の多くがやってしまっている行為はこの挿絵と大差ありません。そのことを、すべての日本人は認識すべきなのです。

 他人に押しのけられるのがいやならば、押しのけられないようにちゃんと奥に詰めましょう。やろうと思えば出来るのにそれをしない人は、一生公共交通機関を利用すべきではありません。やっぱりテレワークを定着させようよ。

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