やっぱり緊急事態宣言延長か

昨日言及した国民投票法関連の話で、本来であれば体を張って食い止めるべき立ち位置のはずの立憲民主党があっさり賛成に転じたことに強い憤りを覚えております。

 が、その件については、本当に書きたいことはいろいろあるのですがあえて封印することにします。

 昨日はさらに、緊急事態宣言延長の話が出てきました。やっぱりね。

 今の日本の政治体制や国民の意識の低さが続くうちは、緊急事態宣言を百回発令してもコロナの終息は無理です。宣言だけして根本的な対策をろくにとらない政権与党、対策しているアピールだけしてやはり必要な給付をろくにしない自治体(特に東京都)、そして密になって飲食店などで平気で大きい声で会話してろくにコロナ対策をとらない一般ピーポーの三つ巴状態になっています。


 あいにく、私は毎日新聞の有料会員ではないので、記事の途中までしか読むことが出来ません。しかし、読める範囲で見てみても、不発といいつつ短期集中型に持ち込もうとしたことに対してはある程度評価できると思っています。

長期の休業要請は、国民の理解を得られない

 この菅義偉首相の判断は、個人的には(去年の惨状も踏まえると)理解できます。

実際に政府は、人流が一定程度抑えられたとみている

 連休後半の秋葉原電気街を見た感じでは、とても及第点にはほど遠いものの、確かに人出が減ったことそのものはウソではありません。

 とは言え、結果的にコロナ押さえ込みにはほど遠い状況に終わっていることは事実として認めなければなりません。

 確かに人出そのものは減っていたのですが、飲食店で黙食出来ない集団の比率は、自分の視界に入った限りではむしろ高まっていますし、飲食店の中にも、酒類の提供がメインであるところはもちろん、メインでないところやそもそも酒類を提供していないようなところを含め、多数の店舗が臨時休業に追い込まれています。そして営業を継続しているところに黙食出来ない集団客が押し寄せるために、かえって感染リスクは高まっています。

 また、抜け駆け的に20時以降の営業を継続している飲食店(というか居酒屋)もあるようです。自分の通り道にも1件あります。そういうところに集団が押し寄せて大声で会話しながら飲食しているシーンを見ると、怖くて近寄りにくくなります。

 もはや、これまでのやり方ではコロナの押さえ込みなんて無理なのですから、以前『3度目の「緊急事態宣言」発令へ』という記事でも触れたとおり、何度でもしつこく言いますが下記のような実効的な対策をとるべきだと思っています。

 あと、ちゃんと入店人数を制限してその他のコロナ対策も一通りおこなっていることが認められる店舗に対しては、営業時間の制限を撤廃すべき。コロナウイルスは夜行性ではないのですから、営業時間を制限する意味がわかりません。それよりも、感染リスクを抑えている店であれば20時以降の営業を認めたほうが、密状態の抑制(客の分散)という点でも経済という点でもよほど有効なのではと思います。

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