【衆院選2021】投票先の選定と選挙活動は戦略的に!
私が政治、とりわけ選挙において大いに参考にさせていただいている識者の中に、一度だけ国会前の抗議集会でご一緒させていただいたことのある早稲田大学の小原隆治先生がいらっしゃいます。
今回の選挙では、野党支持者としてはいろいろと頭の痛くなるような話も出てきていますが、小原先生による下記の記事に端を発する一連のツイートにも考えさせられました。
#市民と野党の共闘 #候補者一本化
— 小原隆治 (@koharatakaharu) October 14, 2021
政治家というのは人生かけてやっている。それだけで尊敬に値するといってもいいと思う。その政治家が大義のためであれ、候補者降りるなんて決断するのは容易なことじゃない。もっと尊敬に値する。これが議論の大前提。以下、またも連ツイ。長くてどうもすいません。
とりわけ自分が考えさせられたツイートはこちら。
#市民と野党の共闘 #候補者一本化
— 小原隆治 (@koharatakaharu) October 14, 2021
立憲(共産)で一本化したんだから、その選挙区では「比例は共産(立憲)に」としたらどうかというひとがいる。が、気持ちはわかるけれど、それは現実的に不可能。
#市民と野党の共闘 #候補者一本化
— 小原隆治 (@koharatakaharu) October 14, 2021
じゃ数的に多く降ろしている共産党をどう支援するかだが、個人的に「自分は比例は共産党に入れる」と思っているひとは、わたしが口挟むことじゃないけど、そうすればいいと思う。
特に後者に対しては、自分も引用でコメントしました。
一応スレッドに一通り目を通したが、それでもやっぱり自分は「 #比例は共産党 」になると思う。
— テルミナ™@肉球新党 (@Telmina) October 15, 2021
小原先生のご発言を否定するわけではない。しかし、1区の私が12区とか20区とかに選挙権を行使できない以上は、選挙区で海江田氏を推すならせめて比例では共産党に伸びて欲しい。 https://t.co/MdQtGmWoAt
そう。私の住む千代田区を含む東京1区では既に海江田万里氏が立候補を表明し、なおかつ4年前の衆院選の時にはそれまで立候補の準備をしてきた日本共産党の人が降りるシーンをまさに目の当たりにしていたこともあり、自分個人の行動指針としては、
はもはや鉄則となっています。まあ、日本共産党については、その件がなかったとしてももっと伸びて欲しいという気持ちもあるにはあるんですけどね…。
ですが、小原先生からも直々にコメントをいただいていますが、先生が一連のツイートで仰りたかったのはその次元とは異なる話です。
はい。一人の有権者の投票行動としてはわたしも9区でそうするかもしれません。が、一人の市民として、仲間にも呼びかけて行う選挙活動としては4、12、20区、特に可能性高い区に集中すべしと思います。平たくいうと、9区で比例は共産党と叫ぶより、12区で池内と叫ぶほうが心おきなくできます。
— 小原隆治 (@koharatakaharu) October 15, 2021
先述のような個人としての行動指針まで否定されているわけではなく、選挙活動をする上では、共産党から候補者が立っているところに対してはそこを集中的に盛り上げようというお話です。
それに対しても自分は返答しているものの、字数の関係でテキトーに書いたような内容になってしまいました。しかし、先生の仰ることは概ね理解できました。
コメントありがとうございます。ようやく理解できました。
— テルミナ™@肉球新党 (@Telmina) October 15, 2021
自分は今回はまだ選挙活動らしきことをしていませんでしたので、12区で池内と叫ぶところまで発想できておりませんでした。
とはいえ、親戚の住むところでの選挙の時とか、結構「●●に入れてくれ」と言うことがあります。
昨今、自分は小原先生ほどの「選挙活動」は出来ておりません。しかしながら、個人レベルで全く動いていないわけではありません。
自分の親戚が住む地域で知事選挙なり市長選挙なりがあるときには、自分はなるべく親戚に対しては「●●を支持して欲しい」と言うようにしています。直近だと、8月の横浜市長選挙がいい例です。あのときは(親を通じてではあるものの)横浜在住の親戚に対しては山中竹春氏に入れるように呼びかけておりました。
今回の衆議院議員選挙のようなケースでは、それもフル活用しなければなりません。もっとも、普段疎遠な親戚にこういうときだけ話しかけるのもどうかという気持ちもなくはないんですけどね…。まあ、うちの親戚たちも莫迦ではないので、ある程度真面目に考えてくれるものと期待したいです。
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