mixi2、やっぱり俺には無理だった
表題の通り。
12月16日(月)に突如として登場したソーシャル・ネットワーキング・サービス「mixi2」、やはり自分には無理でした。
わくわく感を味わっていたのは初日だけで、2日目にはスパマーに、3日目にはあまり関わりたくないタイプのアフィリエイターに、それぞれフォローされてしまいました。
もちろん即座にその手のアカウントをブロックしたことは言うまでもないのですが、サービスインからまだ1週間も経っておらず、しかも完全承認制であるにもかかわらず、いきなりここまで風紀が悪化するというのは、狙ってやらなければなかなかできないことだと思います。
私がソーシャル・ネットワーキング・サービスについて(あまりよくない意味で)論じるときに、以前何度か目にしていたブログ記事を思い出します。
この記事が投稿されたのは2021年1月。そろそろ投稿から4年経とうとしている記事ですが、ソーシャル・ネットワーキング・サービスについて考えるときに今でも参考となる内容だと思います。
ここで、これはネットに限らず一般論として言えることでしょうが、かつてのTwitterを含むSNSの局面について、次の8つの段階があると言及されています。
1.面白い人達が集まって面白いことを始め 2.普通の人が集まって見物し 3.お金目当ての人が集まって商売をし 4.最後に面白くない人がやってくる 5.その頃には面白い人は飽きたり嫌気がさして次の場所に行き 6.普通の人が減り 7.お金目当ての人がいなくなり 8.最後に面白く無い人がさる
これに照らし合わせれば、ほかのSNSが数年かけて3や4の局面に到達するところ、「mixi2」はたったの数日で2をすっ飛ばしていきなり3や4の局面に入ってしまったように思えます。しかもそれを完全招待制を敷いていながらやってしまったというのですから、救いようがありません。
ほかのSNSを見てみると、(これはあくまで私の観測範囲内での話ですが)Fediverse、といいますかMastodonは(設計上3は起きにくいので)2と4が混在したような状況、Blueskyもまだ2の段階のように思えます。
それを考えると、なおさら「mixi2」を無理して続けようという気が失せます。私も2名の方に招待状を発行していますが、今後は頼まれでもしない限りは自分から招待状を発行することもないでしょう。
とはいえ、せっかく初日にアカウントを作ったということや、もしかしたら今後改善されるかもしれないという淡い期待もありますので、とりあえず私の「mixi2」のアカウントは削除はせずに非公開状態で残そうと思います。
これにより、フォローが承認制となりますので、もし他の方からフォローリクエストをいただいても、私が相手と繋がりたいと思わない限りはそもそもフォローを受け入れませんしこちらからフォローバックすることもありません。
また、既にフォローしていただいているアカウントも含め、この土日の間にいったんすべてのフォロワーさんのアカウントを精査し、今後お付き合いを続けられないと判断したアカウントに対しては申し訳ありませんが関係を切らせていただこうかと思います。
それにしても、何でこうなっちゃったんでしょうかね。
自分が過去に一時期参加していてその後撤退しているSNS(アカウントは残っているが実質放棄状態のものも含む)のうち、「タイッツー」はなんだかんだ言って数ヶ月間使い続けていましたし、Mastodon日本語圏の大手コミュニティでありながら(むしろ大手であるが故に?)自分と合わなかった「mstdn.jp」でさえも登録後1週間ほどはアカウントを使い続けておりました。そのほかのSNSでも、元々とっつきにくい上にアカウントのブロックという概念がないというある意味致命的な作りになっているNostrは別格としても、ほとんどのSNSでは1週間~数ヶ月ほどは使い続けていたと思います。
その意味では、1週間経たずに使う気が失せてしまった「mixi2」は、自分にとってはよくない意味で衝撃的です。
先述の通り、アカウント自体は非公開状態で残しますので、あちらで私と絡みたい方はフォローをお願いしますが、正直、MastodonかBlueskyでやりとりするほうがお互いのためによいと思います。
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