【時事】悪はゆっくり忍び寄り、気づいた時は手遅れだ。

昨日、Blueskyのタイムラインを眺めていたときに、「47NEWS」のアカウントによる下記記事を目にしました。

アウシュビッツ生存者死去 98歳、解放80年でスピーチ

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— 47NEWS (@47news.jp) 2025年2月19日 10:15

 この記事の中で、アウシュビッツ強制収容所の生存者でアウシュビッツ委員会の委員長でもあるマリアン・トゥルスキさんが死去したことについて触れられていて、その中で、氏のメッセージについても言及されています。

 そこで触れられている次のメッセージは、我々日本人も肝に銘じておくべきと思います。

悪はゆっくり忍び寄り、気づいた時は手遅れだ。傍観するな、抵抗し続けろ

 昨今、日本でも体制側が庶民に対する悪意を隠そうともしなくなっていますが、ここ数年で急に悪に染まったわけではなく、第二次世界大戦敗戦のあとには既に種がまかれていて、じわじわと締め付けられてきました。元々長いものに巻かれるのが大好きで異端を極端に嫌う日本人はいともたやすく体制側の魔の手に絡め取られていて、その結果が今の高税率低福祉の貧困国家、ヘルジャパンなのです。

 己らの生活があからさまに苦しくなっているのに、その根本原因を作っている政治を変えようとしないとか、どこまで鈍感なんだと呆れてしまいます。昨今の公職選挙の投票率の低さを考えても、「てめえら死にたいのか」とすら言いたくなります。

 もう既に日本がバブル崩壊以前の水準にまで立ち直れる可能性はほぼありませんが、それでも、じわじわと締め付けられる流れをいい加減に断ち切らなければなりません。

 おかしいと思ったら声を上げるべきで、それに対して嘲笑するような愚民とは早急に縁を切るべき。我々は不断の努力を以て悪に抵抗しなければならないのです。

 かくいう私は、近年市民活動らしきことにほとんど参加できていません。そろそろ体力的にも相当厳しい年齢になっているのですが、それでも、せめて可能な範囲で動かなければなりません。

 無関心は悪への追認。

 これは私も含め、良識を持っているという自負のある人であれば繰り返し心に刻み込まなければならないことだと思います。現実問題としてありとあらゆる事象に関心を持つことは到底不可能ですが、それでも、目の前にある悪に対する無関心は人として恥ずべきことと思うべきでしょう。

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