立憲民主党、執行部入れ替えか?
今回の衆議院議員選挙、残念ながら護憲野党陣営は大敗を喫してしまいました。
マスコミの選挙情勢も大ハズレでしたし、端から見ていても、前回の衆院選、そして直近2回の参院選と比べても、盛り上がりに欠けていたのは否めません。
そもそもマスコミが選挙に目を向けさせないように卑劣な手を使っていたのも大問題。2009年の政権交代の時はずいぶんと当時の民主党を持ち上げていたのですが、それがまるでウソであるかのようです。
さて、選挙大敗から一夜明けた昨日、今回の大敗を受けて、立憲民主党の代表や幹事長の辞任劇に発展する見通しです。
Twitterなどでは早くからこれを望む声が出ており、私も完全にではないものの同じ意見です。
4年前に枝野氏が立憲民主党を立ち上げ、民進党崩壊により支持政党を失い呆然としていた我々野党支持者は一筋の光明を見ました。あれから枝野氏を中心に立憲民主党は党勢を拡大してゆきましたが、支持率は伸び悩み、「政権選択選挙」出会ったはずの今回の選挙では大敗を喫してしまいました。
もちろん。立憲民主党支持者の端くれである私も、枝野氏のすべてを支持しているわけではなく、とりわけ消費税問題については消極的もいいところという印象は拭えませんでした。れいわ新選組のように消費税廃止を最終目標にしてくれないことにもどかしさすら感じていました。
また、今回の選挙でも展開された野党共闘路線も、結実したところもあるのですがそうでないところも多く、課題を残すこととなりました。
中には、「野党共闘なんてやめてしまえ」と言う人もいるようですが、私の意見はむしろ逆で、より一層強化し、今回あまり共闘できていなかったれいわ新選組をも本格的に巻き込めるようにして欲しい(そのためにはれいわ新選組側にも乗り気になってもらわなければなりませんが)と思います。
来年には参議院議員選挙も控えています。ここでなんとしてでも「衆参ねじれ」を起こし、おそらく今後も与党やその補完勢力によって乱発されるであろう悪法を食い止めて欲しいです。そしてその態勢作りのためには、今の立憲民主党の体制ではどうにも心許ない。
まあ、野党各党、特に立憲民主党には、態勢が変わるにせよ変わらないにせよ、今回の大敗の総括をしっかりしてもらい、すぐにでも来年の参院選の準備を始めて欲しい。
もし執行部入れ替えとなるのであれば、個人的な意見としては、旧国民民主党(旧自由党と言うほうがわかりやすいかな)など、他党から合流してきた人を積極的に執行部に取り入れて欲しいと思います。さらにひどく個人的な意見としては、ジェンダー問題への本気度を示すという点でも、是非とも女性に代表になって欲しいと思っていたりもします。そう。私が政治家個人としては唯一献金したことのあるあのお方に…。
いずれにしても、党の立て直しと来年の参院選に向けての態勢作り、そして支持率の回復、さらには上昇に向けた取り組みは急務です。
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