イスラエルボイコットは不可能なのか?
昨日、たまたま調べ物をしていたときに、下記のサイトにたどり着きました。
「イスラム教徒がボイコットしているイスラエル支援ブランドのリスト」とのこと。
元の文章は英語で、サイト内でいくつかの言語に翻訳する機能がありその中に日本語も含まれていますが、日本語にするとかえってわかりづらくなるところもありますので、可能であれば英語のまま読んだほうがよいかもしれません。
最初、このリストを発見したときに、「これで自分もイスラエル支援企業に金を払わずに済むぜベイベー!!」などと思っていたのですが…。
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読み進めてゆくうちに、その思いは絶望へと変化してゆきました。
我々にとってもなじみの深い企業名、ブランド名が、これでもかと引っかかります。その中には日本企業の名もあります。
結論を申し上げますと、もはや仙人のような暮らしでもしない限り現代人がイスラエル支援企業やイスラエル支援ブランドを完全にボイコットすることは不可能です。
イスラエル支援企業を完全にボイコットしようとすると、今我々がいじっているパソコンも携帯電話もすべて使えなくなりますし、清涼飲料水も飲めなくなります。
悪の根っこは我々の暮らしの隅々にまで張られています。
我々善人にとっては死刑宣告を食らったようなものです。
とりあえずは、先のリストは「なるべくイスラエル支援ブランドを避けよう」という指標にはなりますが、それでもめまいがしてくる人もいることでしょう。
個人的にも、昔大好きだったペプシも飲めなくなりましたし、デルのパソコンも買えなくなりました。ペプシは日本国内の販社がサントリーという時点でだめだったのですが、ペプシコが直接日本市場に参入していたとしても不買対象であることに変わりは無くなってしまったということです。
しかし、パソコンのOSやらCPU、GPUやらをイスラエル支援企業に握られてしまっているとなると、そもそもボイコットそのものが不可能です。
せめて、代替サービスや代替品があるものだけでも、イスラエル支援ブランドを避けたいところです。
自分も、次に歯ブラシを買い換えるときは、今使っている「Oral-B」のものは避けようと思いますし、今使っているCOACHの財布もそのうち取り替えなければならなくなるでしょう。これまで愛用していたLuxのシャンプーともお別れとなりそうです。
しかしこれ、代替サービスや代替品を探すだけでも一苦労だぞ。
イスラエルに1ドルたりとも支援していないクリーンな企業やブランドのリストもほしいところです。
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