五公五民

6月は、私のような低所得個人事業主にとっては不幸の手紙にも等しい通知が届く時期です。

国民健康保険料通知書と特別区民税・都民税納税通知書

 そう。国民健康保険料と住民税を納めろと、自治体から通告される時期です。

 収入は大して増えていないにもかかわらず、これらの血税、年々額が上がっているように思えるの、気のせいでしょうか?

 少し前に、国会議員が日本の税制を「五公五民」と喩えていましたけど、これは全く以てその通りです。しかも、搾取された血税が我々庶民のために使われる額は年々減らされており、政府などは憲法違反の軍事費に回すことを既に決めています。しかも、今年10月から強行される予定のいわゆるインボイス制度は、我々低所得個人事業主を狙い撃ちにした極悪な制度です。なぜ富裕層から取らないくせに庶民から搾り取るのか。

 税金が高くても、北欧諸国のように住民サービスが充実しているならまだいいですよ。日本は住民サービスが乏しいので、それを考えると世界屈指の高税率国家と言っても嘘ではありません。もしかして、西欧列強諸国の言う「Hell(地獄)」とは、本邦のことを指しているのかも知れませんね。

 これで少子化問題をどうにかしようとか言っている時点でどうかしています(そもそもその問題にすら本気で取り組む気があるのかどうか極めて怪しいのですが)。税金が高すぎて、こどもを産み育て、まともな教育を受けさせるなんて、よほどの富裕層でもない限り今の日本では困難です。

 しかも、今の日本では江戸時代のような一揆は起きないわけですから、与党やゆ党の国会議員、それに財務官僚は完全に国民を舐め腐っています。

 しかし、ここで黙っていては我々庶民の生活は絶対に改善されません。改善させるためには、少なくとも政治を変える必要があります。

 そのためにも、国民生活をまともに考えてくれる政党や政治家を支持し、政権交代を起こさなければならないのです。

 かつての民主党政権、もちろん百点満点と言えるような政権ではありませんでしたが、今の自民党政権とは比べものにならないくらいに国民生活のことを考えていたと思います。あのときは庶民から幅広く支持を受けることが出来ていたから、政権を取れたと思います。残念ながら今の護憲野党に当時の勢いがないのが悔やまれますが、どうにかして当時の民主党のような勢いをつけてほしいと思います。

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