先日、大手SNS「Twitter」が資産家のイーロン・マスク氏に買収されることを受けて、私はこのブログに下記の記事を投稿しました。
この中でも述べており、また、過去にも何度か述べておりますが、
言論の自由と民主主義を確保したい人はこの指とまれ
という状況です。
と言いますのも、イーロン・マスク氏による今後のTwitterの運営方針がまだ見えて折らず、しかも言論の自由や民主主義の観点から、Twitterが現状よりも悪化する可能性を払拭できないためです。
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昨日、大手SNS「Twitter」が世界的な大富豪であるイーロン・マスク氏によって買収される旨が発表されました。
上記の記事によりますと、マスク氏は今回の買収で「表現の自由」を大義名分に掲げています。
マスク氏は「表現の自由は機能的な民主主義の基盤であり、ツイッターは人類の未来にとって重要なことを議論するデジタル空間の広場だ」としたうえで、「新しい機能で製品を改善し、ツイッターを今までになく良いものにしたい」とコメントした
これを文字通りの意味として受け取ってよいのであれば、こちらとしても今回の買収劇は歓迎したいところですが、マスク氏の本心が見えないだけに、不安の方が勝ります。
中には、マスク氏がトランプ支持者であることを理由に、Twitterから言論の自由がなくなると予測する人もいます。
私自身はそこまで悲観的には見ていないものの、決して楽観的にも見ていません。今後Twitterが上場廃止されることから、民主主義だ言論の自由だ言っても、Twitterに民主主義的な仕組みは作用しにくくなるでしょう。
とはいえ、マスク氏の本心が分かりませんので、いちユーザにすぎない我々にとっては状況を注視するしかありません。とはいえ、買収完了後1年以内にはマスク氏の目指すTwitterの姿が見えてくるでしょう。そしてその時には、自分がTwitterの利用頻度を2017年4月以前並みのレベルに上げるか、あるいはTwitterから完全に去るかのいずれかが決まることでしょう。
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