2024年を振り返って
まもなく、2024年が終わります。
今年は、短いようで長い一年でした。
つい先日正月だったような気がするのは昨年と同様なのですが、今年は自分の身の回りも(あまりよくない意味で、ですが)めまぐるしく変化していて、濃厚な一年だったと思います。
昨年より確実に気は重くなりますが、2024年を振り返ることとします。
神田明神のおみくじを振り返る
私は2013年以降、毎年元日に神田明神にて初詣しております。
2013年元日、埼玉県民時代最後の正月に初めて、そのときはあくまでIT技術者としての立場でではありますが、神田明神に参拝しました。その時点では、同年中に神田明神徒歩圏に引っ越すことなど想像だにしていなかったのですが、成り行きとは恐ろしいもので、現居住地に引っ越してきてからの初めての正月となる2014年以降は、毎年元日に初詣のために神田明神をを訪れております。
昨年の時点では、引っ越してきた当初こんなに長く東京都内に住み続けるなどと思っていなかったなどと述べましたが、逆に今となっては、良くも悪くも東京都内から出ることができなくなってしまいました。
今年の夏には現居住地から東京都内の別の場所への転居も企てていたのですが、まさかの2ヶ月連続無収入が確定してしまったことにより断念。そのため、引き続き現居住地に住み続け、明日の初詣も神田明神で昇殿参拝する予定です。
前置きが長くなりましたが、神田明神の名物おみくじに、「扇子みくじ」というものがあります。2014年以降、私はそのおみくじを引くことにしています。
2014年以降、「大吉」「吉」「大吉」「中吉」「大吉」「小吉」「大吉」「大吉」「大吉」「末吉」と続き、2024年は「大吉」でした。
これまでの経験上、私が扇子みくじで「大吉」を引いた年にはろくなことが起きませんでした。今年は前半は割と順調だったためについに本当の意味で大吉かと思ったのですが、後半でものの見事に失速してしまいました。
おみくじの内容から、この1年を振り返ってみます。
- 願い事:叶うが高望みしすぎないこと。
- 政治面では、衆議院議員選挙で与党が過半数割れを起こしたという意味では快挙だった。とはいえ、野党第一党のはずの立憲民主党の代表がよりにもよってあの野田佳彦であるため、選挙後支持率が国民民主党に抜かれるという低堕落ぶり。早く代表を枝野に戻せよ。
- 個人的には、これまで長年やりたかったことのいくつかを実行できたのはよかった。しかし、後半、特に夏から秋にかけてかなり苦しい生活を強いられたため、ささやかな願いのいくつかがかなったことを帳消しにしてあまりある惨憺たる状況だった。
- 進学就職:一つの方法に絞り、それを信じれば自ずと道が開けてくる。
- 今年は、8月と9月に2ヶ月連続で無収入状態となってしまった。そのため、これまで長期間にわたって仕事を得るルートを1本に絞っていたのだが2本目に手を出すこととなってしまった。なお、仕事そのものは結局1本目のほうで得ている。
- 信じれば救われるというのはウソで、ある程度こちらが能動的に動かないと道は開けない。それを思い知らされた1年である。
- 恋愛:誠意を持って相手に接すれば成就する。
- その誠意を払う相手に出会うことすら許されなかったのですが?
- 出会い:思わぬ出会いがある。
- 健康:医者の言に従えば治る。
- 今年は私が千代田区民になった2013年以後、初めて区民健康診断を受けた。そこでいくつか問題を指摘されて定期的に通院する羽目になってしまったが、まあおかげで痛風の再発は阻止できている(痛風の兆候っぽい現象は何度か起きているけどなんとか薬で押さえつけている状況?)
- 家庭:賭け事に走ることがなければ平穏な生活が送れるでしょう。
- 自分は生まれつき運に恵まれていないため、賭け事なんて怖くて手を出せない。
- 行動:進んで自分の苦手なことにチャレンジしてみましょう。
- 仕事面では半強制的に苦手分野に手を出さざるを得なくなることはあったが、プライベートでは……そんなチャレンジしていない気がする。
- 金運:お金を使った方がむしろ金運が上昇していくでしょう。
- 今年の前半はそんな感じだった。8月、9月と2ヶ月連続無収入状態になってからはそうも言っていられなくなったが。
昨年も同じことを書いたのですが、やはり、私にとって、扇子みくじの「大吉」と「末吉」の関係は完全に世間一般と逆転しているようです。
先述の通り、今年の前半はまあまあよかったと思います。しかし後半でそれを帳消しにしてあまりあるほどの不運に立て続けに見舞われているため、結局私にとっては「大吉」は「大凶」と同義語であるようです。
来年は中吉ぐらいがいいなぁ…。
テルミナ™的「今年の漢字」
1995年より、毎年、「公益財団法人 日本漢字能力検定協会」によって、「今年の漢字」が発表されます。
それによると、今年の漢字は「金」だそうです。
この漢字、今回で5度目の選出なのだそうですが、選出理由も悪い意味に限って言えばまあ納得できなくもありません。とはいえ、これよりもふさわしい漢字はほかにいくらでもあったと思います。例えば「災」とか「闇」とか「裏」とか。
しつこいようですが、いかにも、目先の利益のためならば他人を踏みにじることなどなんとも思わない愚民にふさわしい漢字ですね(呆)。
それにしても、自民党の裏金問題に対する関心が高いことはわかったのですが、それが選挙結果に結びついていない(今年の衆議院議員選挙でも、与党過半数割れにこそなったものの自民党の野党転落には至っていない)のは一体なぜなのでしょう? 我々の財布に手を突っ込みながらのうのうと暮らす連中に対しては正当な裁きを下さなければならないのです。
なお、2012年以降は、私も個人的に、自分にとっての一年間を漢字一文字で表現することにしています。
2012年から23年までは、順に「悪」「嫌」「離」「厄」「乱」「失」「無」「新」「疎」「遊」「痛」「替」でした。
私にとっての「2024年の漢字」は、ずばり、
です。
実は今回は、本家「今年の漢字」が発表された時点で候補が7つぐらいあって絞り切れていませんでした。
今年は無収入の期間が長引き、秋に予定していた引越を断念しましたが、そもそも引越を検討し始めた理由に家賃上昇が予告されたことがあります。しかも、10月に私が社会復帰してからもそれまでよりも収入が下がっており、入ってくるお金が減って出て行くお金が増えるというダブルパンチにより、可処分所得が確実に減ってしまい、生活が困窮しております。
今回この漢字を選んだ理由は、このダブルパンチによる困窮が私の生活を直撃しているためです。後年になってから2024年を振り返るときに、自分にとって転機となった出来事を漢字一文字で表現しようとすると、これになってしまいます。
今回選んだ漢字以外の候補についても、書き出してみます。
- 逸:今年は無収入の期間が長引き引越を断念したが、そのほかにも、こちら側のミスでiPhone 16 Pro Maxを発売日当日に購入する機会や、参加を表明していたイベントへの参加機会など、何かをする機会を逸することが多かった。この漢字は最終候補まで残ったが、結局「窮」を選ぶこととした。
- 貧:今年は無収入の期間が2ヶ月もあり、引越を断念するなど困窮していたため。しかし年がら年中貧しかったわけでないため、没。
- 乏:今年は無収入の期間が2ヶ月もあり、引越を断念するなど困窮していたため。しかし年がら年中貧しかったわけでないため、没。
- 乱:今年は好調の時と不調の時の差が激しく、乱高下していたため。なお、この漢字は2016年にも採用済みのため、没。
- 諦:今年は無収入の期間が2ヶ月あった。8月の1ヶ月間のみであれば自分の想定内で、そのときに引越の準備を始めて現居住地の家賃が上がる前に退去するつもりだったのだが、9月も仕事にありつけなくなったために引越を諦めざるを得なくなってしまった。とはいえ、年がら年中そんな状況というわけでもなかったので、没。
- 緑 :今年は7月にJR東日本の豪華特急「サフィール踊り子」のプレミアムグリーン車に乗車したり、10月以降は主に通勤時に中央線快速電車のグリーン車にお試し乗車したりしているので、人生で最もグリーン車利用率が高かった。とはいえ、あんまり色を表す漢字を採用したくないため、没。
扇子みくじと今年の漢字の対比
先述の扇子みくじの内容と、『テルミナ™的「今年の漢字」』を対比してみることにしましょう。
年 | 漢字 | 扇子みくじ | 備考 |
---|---|---|---|
2012 | 悪 | - | |
2013 | 嫌 | - | |
2014 | 離 | 大吉 | |
2015 | 厄 | 吉 | |
2016 | 乱 | 大吉 | |
2017 | 失 | 中吉 | |
2018 | 無 | 大吉 | |
2019 | 新 | 小吉 | (これ以前、ブログの記録消失のため詳細不明) |
2020 | 疎 | 大吉 | テレワーク開始によりただでさえ希薄な人間関係がより疎遠になった。 |
2021 | 遊 | 大吉 | ゲーム機購入や自作ゲーム制作等の遊びに時間や金を費やした。 |
2022 | 痛 | 大吉 | 指の骨折や痛風といった肉体的および精神的な負傷が相次いだ。 |
2023 | 替 | 末吉 | 買い換えや環境の変化が多かった。 |
2024 | 窮 | 大吉 | 収入減少と家賃上昇のダブルパンチにより生活の困窮が始まった。 |
…あまり、おみくじの内容と漢字の内容には相関関係はなさそうです。
2024年の目標と達成状況
今年の元日に立てた目標の達成状況を見てみたいと思います。
まあ、相変わらず、理想を高く高くかかげたもんだと思います。
高すぎることは自分でもわかっています。しかし、低くするのもどうかと思いまして。
- 恋人獲得
- 未達成。相変わらず新たな出会いがない。許されるならば、昔好きだった人との関係を修復させたかったのだが…。
- 仕事面での信頼獲得
- 残念ながら7月にプロジェクトから離脱しているため、未達成相当。なお、現在の仕事は10月から参画しているので、少なくともあと3ヶ月ほどは様子を見てからでないと、定着できるのか否かを判断できない。
- 倹約
- 未達成相当。元日に「仕事の報酬が振り込まれる銀行口座の残高が年始と年末を比較して100万円以上増えていたら達成ということにするか?」などと述べていたが、本稿執筆中に確認したところ、残高が50万円ほど減少していたので、間違っても「達成」にはできない。それもこれも無収入期間が長引いたせいだな…。
- 自作ゲーム制作環境の再整備と新作又はリメイク作品の制作着手
- 未達成。自作ゲーム制作どころか環境整備すらできなかった。
…まさかの全滅。せめて後半2つは達成させたかったのですが…。
だが! 懲りずに来年も高い目標を立てます。来年は少し特殊な目標も立てようかと思っています。
大晦日から元日に掛けての行動計画
今回は、メイド喫茶の年越しイベントこそないものの、前回(今年)に引き続き、東京スカイツリーの初日の出特別営業に足を運ぶ予定です。
なお、メイド喫茶の年越しイベントがないため、例年実施している神田明神での初詣は昨年(2022年)同様元日零時よりおこなおうと思います。そのため、寒い屋外で孤独に年を越すこととなります。本来ならばもう孫がいてもおかしくない歳なのにね…。
一応、大晦日から元日に掛けての予定をざっと書きます。
- 2024年12月31日(火)
- 大晦日
- メイド喫茶納め
- グリーン車乗り納め(中央線快速電車)
- 「LIBERA TOKYO」および「まいった~」、管理業務休止
- 2025年1月1日(水・祝)
メイド喫茶の年越しイベントこそないものの、今回の大晦日から元日に掛けても、前回に匹敵するタイトなスケジュールとなっています。特に今回は東京スカイツリーの初日の出特別営業がネックで、元日は夕方まで一睡もすることができません。今日も夕方頃まで動き回るため、今日の朝起きてからは36時間以上寝ることができなくなります。そのため、眠気覚ましのためにマックスコーヒーを箱買いしてしまいました(ぉぃ)。
なお、2日以降の行動予定を考えても、自分は元日に初詣することが必須であり、自室で年を越して朝まで寝るという選択肢はありません。
恐らく今回も、家電量販店の初売りでは、よほどのことが無い限り何も買わないと思います。正直、特に急いで買わなければならないものもありませんしね。敢えて言えばインクジェット複合機ぐらいでしょうか? 今自室にある複合機で印刷できなくなってしまったため、確定申告の時までには買い換えておきたいのです。正月に安売りするなら買ってもよいかも。
この大晦日は、2024年の締めくくりに相応しい1日としたいと思います。
それでは、きたる2025年が、自分にとっても皆々様にとっても、また、私たちが住む日本という国にとっても、よりよい一年となりますことを、心より祈念申し上げ、本年のブログ投稿を一旦締めたいと思います。
なお、本日私は、Nintendo Switch用ゲーム「モンスターハンターライズ:サンブレイク」から「卒業」致します。本年に限り、ブログ投稿の本当の締めはそちらとなります。こちらについても午前中に執り行おうと思います。
2025年もよろしくお願い申し上げます。
#2024年 #2024年12月 #2024年12月31日 #時事 #大晦日 #年末年始 #東京 #神田明神 #今年の漢字 #分散型ブログ #ブログ #Mastodon #マストドン #分散型SNS #SNS #Fediverse #Bluesky #政治 #立憲民主党 #今年の漢字 #金 #窮 #メイド喫茶 #メイドカフェ #ワンダーパーラーカフェ #WonderParlourCafe #maid #池袋 #東京スカイツリー #NintendoSwitch #モンスターハンターライズ #モンハン #MHRise #MHR #サンブレイク #MHサンブレイク