日本人よ、言論の自由確保にもっと能動的になれ

わたくし・テルミナ™は、2017年の春より、当時日本でもブームになり始めた分散型SNS「Mastodon」に手を出し始め、アカウントを所属するサーバを何度か変えながらも現在に至っています。

 それまでは大手SNS「Twitter」を多用していたものの、2015年頃より徐々に使用頻度が落ちており、「Mastodon」を使うようになってからはさらに減りました。

 そんな「Twitter」に対するとある要望のネット署名に、昨日私も同意しました。


 それがこちら。

 キャンペーンサイトはこちら。

Twitterへの居づらさ

 先述の「Mastodon」をはじめとする分散型SNS(Fediverse)に手を出し、そのまま居付いた人の中には、「Twitter」に嫌気がさした、あるいはそこに保持していたアカウントが凍結された、という人も散見されます。

 私自身も、元々興味本位でMastodonを始めたものの、2015年頃からTwitterへの居づらさを感じていたことそのものは事実であり、2017年春以降、そのままMastodonを主たる発言の場にしてしまいました。

 私を含む多くの人がTwitterへの居づらさを感じている原因の一つに、他者に対する誹謗中傷が相次ぎ、しかもその大半が放置されている、ということを挙げられます。どう考えても他者に対する悪意のあるツイートが放置されている一方で、謂れのないアカウント凍結やシャドウバン等のペナルティを科されるユーザも多数いるのが現状です。

キャンペーンには賛同したものの、おそらく成功しない

 私自身も、先述のキャンペーンそのものには賛同しており、その中で述べられている苦情担当者の任命そのものは今すぐにでもなされるべきと思っています。とはいえ、私はこのキャンペーンが成功するなどとは微塵も思っていません。

 実体験を申し上げますと、10年ほど前に私に対してあからさまに悪意のあるアカウントによる執拗な嫌がらせに対してTwitter社に対応を求めても、まず私のメール文面も問題となったアカウントもまるでチェックしていないとしか思えないようなとんちんかんな回答しかされずに頭を抱えたことがありました。

 昨今の情勢を考えると、Twitter社の体質は自分が実害を被った10年前と変わっていないか、むしろ悪化しているとすら感じています。少なくとも改善しているとは微塵も思っていません。

Twitter社より自分を先に変えよう。

 前々から私は、特にリベラル(自由主義)の政治思想を掲げている人々に対しては、(Mastodon等の)分散型SNSを始めようなどと申し上げております。これについては、何度も同じことを申し上げるのも恐縮ですので、下記の記事をご一読願います。

 その中で、自分は私自身も運営するリベラル向けコミュニティ「LIBERA TOKYO」への参加を呼びかけているものの、全くと言っていいほど反応がありません(たまに反応があったと思ったらあからさまにこちらに対して悪意のある輩だった、というオチなら何度か…)。

 しかし、Twitterに文句を言いながらほかの選択肢を模索しないというのは、自分には理解しがたいです。

 そりゃ、Twitterには発言の拡散力がありますし、ユーザ数もFediverseとは桁違いです。しかし、アカウントを凍結されたら元も子もない。ですので、ぶっちゃけ私の運営するコミュニティでなくてもいいですしFediverseでなくてもいいですので、Twitterでモノの言いづらさを感じている人は、Twitterのアカウントは残しつつ、ほかの選択肢を模索して欲しいのです。もちろんFediverseに私の知り合いやリベラル論客が来るのは個人的には大歓迎です。

 Twitter社が苦情担当者を置いてくれて居心地のいい場所を提供する努力をしてくれるならば、もちろんそれに越したことはありませんし個人的にも大歓迎。以前宣言していながらなかなか進んでいない、Twitter利用再開にも弾みがつきます。

 しかし、署名が集まったからと言ってTwitter社が動いてくれる保証はありません。ならばより確実な言論の自由確保の方法を、みんなで実践しようではありませんか。

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