電車に乗ったら奥に詰めろよ
日本で、特に大都市圏で、電車などの公共交通機関を利用するときに、必ずと言っていいほどとある問題にぶち当たります。
そう。「奥に詰められるのに乗客が入口付近に留まって奥に詰めない」ことです。
悪質なものになると、電車に乗り込むとすぐに(後ろに人がいるにもかかわらず)ドアの横に立ち塞がってわざわざ流れを遮る莫迦までいます。その手の連中のことを俗に「セルフ門番」などと言いますが、倫理観の欠片もないような連中が何を守るつもりなんでしょう?
そうでなくても、奥に詰めようと思えばいくらでも詰められるのに、入口付近に陣取ってかたくなに詰めようとしないものがあまりにも多すぎます。それも乗車区間の長い者ほど何故かそうする傾向にあるように思えます。
私など、総武線を1駅区間だけ利用することが多いのですが、明らかに私よりもはるかに長い距離を移動する人間が奥に詰めずに入口付近に陣取るものですから、すぐに降りる自分が奥に詰める羽目になります。そうしないと後ろの人が乗れませんから。そして、本来奥に詰めるべき連中の中には、そんな私に対してガンを飛ばしてくる、状況判断能力のない者すらいます。そういうのを「田舎者」と呼ぶのでしょうね。
This image is based on some images created by Stable Diffusion web UI.
Stable Diffusionで合成したこの挿絵のように、中がガラガラなのに電車の入口を塞ぐ絵はさすがにかなり極端ですが、日本で公共交通機関を使う人の多くがやってしまっている行為はこの挿絵と大差ありません。そのことを、すべての日本人は認識すべきなのです。
他人に押しのけられるのがいやならば、押しのけられないようにちゃんと奥に詰めましょう。やろうと思えば出来るのにそれをしない人は、一生公共交通機関を利用すべきではありません。やっぱりテレワークを定着させようよ。