PS5、再度の値上げ。さっそく店頭からは本体が消える

昨日、日本国内におけるPlayStation 5および関連周辺機器の値上げが発表されてしまいました。

 値上げは9月2日(月)から実施するとのこと。

 今回はわざわざ「日本国内における」と書かれているように、どうやら日本国内限定であるようです。


さっそくPS5品切れ続出

 さっそくその動きに呼応してか、店頭からはPS5本体が消えてしまいました。昨日夕方の時点で、リアル店舗でもネット通販でも軒並み売り切れ状態。

PS5、ヨドバシAkibaでも品切れ。(その1)

PS5、ヨドバシAkibaでも品切れ。(その2)

PS5、ビックカメラAKIBAでも品切れ。(その1)

PS5、ビックカメラAKIBAでも品切れ。(その2)

 この異様な物価高は明らかに政府の経済政策が悪いことによるものなのですから、もはや改善するためには政権交代が必要条件(残念ながら決して十分条件ではないが)なのです。今の自公政権が続く以上はどんどん庶民は首を締め上げられます。その意味でも、自分はしつこく立憲民主党の代表選挙が大事だと言っているわけです。

※ 敢えて経済政策「失敗」と書かなかったのは、まず間違いなく政府はわざと庶民を締め上げるために物価高を誘発していますので…。

 閑話休題。主犯は明らかに日本政府なのですが、このタイミングで2度目の(しかも日本国内限定の)値上げを言いだしてきたソニー・インタラクティブエンタテインメントにも不満が全くないわけではありません。

今ではPS5以外の選択肢も豊富なのだが…

 もちろん、PS5本体がただでさえ元を取れているのかどうか怪しい(ほぼ確実に原価割れしているんだろうな)ということは私でも想像出来ます。同等のスペックをゲーミングPCに求めると、倍額でも足りないでしょう。

 とはいえ、PS5通常版が¥79,980、デジタルエディションが¥72,980(いずれも税込)というのは、家庭用ゲーム機としてはもはや勝負を捨てたと言っても過言ではありません。これだったらゲーム以外でも汎用的に使えるパソコンでいいよと考える人が増えてもおかしくありませんし、あるいはそんなに高スペックが要求されるゲームをプレイしない人であれば、Nintendo Switchがますます有力な選択肢となることでしょう。

 それどころか、これまで残念ながら日本市場では振るっていないXboxに手を出す人が増えるかも知れません。もちろんMicrosoftがPS5に呼応する形でXboxの値上げを言い出したらまた話は別ですが、これ、Xbox陣営にとってはある意味チャンスと言ってもいいでしょう。

私は「購入済みなので」PS5を使い続けるが…

 もちろん、既にPS5購入済みの私は、今後もPS5を使い続けると思います。それ以前にNintendo Switchのほうが今のところは明らかに利用頻度が高いのですが、さすがにPS5を見限ってXboxユーザになることはないでしょう(モンスターハンターが今後Xboxの独占供給になるみたいな流れになればまた話は別ですが)。

 ただ、もし私がまだPS5を持っていなかったならば、恐らく自分はこの時点でPS5購入をあきらめていたのではないかと思います。今でも高い上にお金を払ってまでしてプレイしたいゲームも特にないんですよね。来年にはモンスターハンターワイルズもリリースされますが、アレにしたってPS5の独占供給ではなく、PC版やXbox版も出ますので、PS5を持っていなかったならば私は恐らくPC版を購入することにしていたでしょう。

 今回の値上げが、PlayStationの「終わりの始まり」にならなければよいのですが…。

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