【Mastodon】「LIBERA TOKYO」の利用規約見直しを検討します。

LIBERA TOKYO

 表題の通り、私・テルミナ™が分散型SNS「Mastodon」を用いて運営する、リベラル(自由主義者)向けコミュニティ「LIBERA TOKYO」におきまして、利用規約の見直しを検討することとなりました。

 近日中、早ければ、2023年2月5日(日)に制定したいと思います。

 本記事公開時点で、下記の2点に関する改定を検討中です。

 それぞれ、以降に述べる事情により、検討を開始するに至りました。


「第5条(禁止事項)第12項の3の修正」について

 先日、Mastodon日本語圏におきまして、残念ながらトランス差別問題が発生してしまいました。

 これを機に、Mastodonのユーザ、サーバ管理者において、差別問題への関心が高まりました。それにより、差別問題に対して厳しい姿勢を取るサーバに引っ越すユーザが出てきたり、利用規約の中に差別禁止を掲げるサーバが出現したりしています。

 「LIBERA TOKYO」におきましても、一応、禁止事項の中で次のように謳っております。

 一応、性的マイノリティ差別につきましてもこの条項の禁止事項に含まれるという解釈は可能です。

 しかしながら、先日の問題や、Mastodon公式の玄関サイト「joinmastodon.org」における差別問題への方針も踏まえて、この条項についてより具体的なものにしてゆこうと考えております。

 「joinmastodon.org」では、「Mastodon Server Covenant」におきまして、Mastodonの各コミュニティに対し、下記の点について求めています。

人種差別、性差別、同性愛嫌悪、トランスフォビアに対する積極的なモデリング

 今後、「LIBERA TOKYO」に限らず、日本国内に拠点を置く多くのMastodonサーバでも、この方針に沿った運営をおこなう必要があります。特に海外からのユーザを受け入れていたり、海外との交流のあるところであればなおさらです。

 そのため、「LIBERA TOKYO」の利用規約でも、この方針に沿った形の内容に修正しようと思います。

「副管理者あるいはモデレーターに関する条項の新設」について

 昨年12月からおこなっておりました、「LIBERA TOKYO」における今後の運営方針に関するアンケートに於いて、副管理者もしくはモデレータを「設定してもよい」という御回答をいただいております。

 参考記事でも述べておりますとおり、これまで私は「LIBERA TOKYO」への副管理者やモデレータの設置には消極的でした。

 とはいえ、今後、先日の問題に限らずコミュニティの維持・運営に関する諸問題に迅速かつ的確に対応してゆくためには、私ひとりだけの管理では限界があります。

 そこで、副管理者やモデレータの設定となりますが、これも以前に述べておりますとおりの理由で、誰にでもお任せできるという類いのものではありません。

Mastodonのモデレータ権限は強力で、一般ユーザのメールアドレス等の個人情報を閲覧することも可能になりますので、本当に信用できる人にしかお任せできません。

 そのため、いったんは近日中に利用規約には盛り込むものの、実際の運用については別途検討するということにさせていただきたいと思います。


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