【Mastodon】【Fediverse】祝・Pawooサービス復旧

先日接続できなくなっていた大手Mastodonサーバ「Pawoo」におきまして、昨日夕方頃にサービスが復旧したとのことです。

 とはいえ、接続できなかった理由がドメインプロバイダーからの運用制限とのことで、DNSサーバの仕組み上、すべてのインターネット利用者が「Pawoo」に問題なく接続できるようになるためには、あと数日を要すると思われます。現時点で、私の自室のネット環境(PC、スマートフォン共に)からは、「Pawoo」への接続に失敗します。

 本件につきましては、運営会社の株式会社ラッセルから告知がなされています

 それによると、9月17日(土)の20時頃から、ほぼ3日間サービスが停止していたことになります。

 「Pawoo」のサービス復旧に尽力された株式会社ラッセルの皆様、お疲れさまでした。


 今回の問題の理由がドメインプロバイダーからの運用制限とのことでしたが、告知ページには(直接的な表現は避けられているものの)下記のような記載があることから、「Pawoo」に投稿されたコンテンツの一部に重大な問題があったことは間違いないでしょう。

Pawoo運営宛には、ユーザー・警察・弁護士・サーバー事業者等より規約違反や迷惑行為に関するご連絡を頂いております。

 過去には、別のMastodon絡みのサービスが、利用者によって投稿された不適切なコンテンツが原因で、まずは無料サービスの終了、そして有料サービスを含むすべてのサービスの終了に追い込まれた、なんてこともありました。今回のPawooの件は、その2歩ぐらい手前まで来ていたのではと思われます。

 利用しているサービスを生かすも殺すも、運営者以上に利用者個々人の言動に大きく関わっています。そもそもPawoo運営だけでPawooに投稿された膨大なコンテンツのすべてを監視することはまず無理です。

 Pawooに投稿されるコンテンツの中には、日本以外の国では法的もしくは倫理的に問題のあるものも少なからずあるようで、Pawooは特に海外では多数のMastodonコミュニティからドメインブロックを受けています。その手のコンテンツが問題になった可能性が極めて高いのではと思われます。

 PawooやMastodonに限らず、何らかのサービスを利用している人は、今一度、それらのサービスの利用規約やガイドラインに目を通し、大きく逸脱していないか、胸に手を当ててよく考えてみましょう。特に個人運営の多いMastodonサーバでは(Pawooは企業による運営ですが)、管理者が監視できる範囲は極めて限定的であり、なおのこと、利用者個々人が意識を高める必要があります。そのようにする気のない者は、ある日突然コミュニティ管理者によってBANされたとしても、文句を言う資格はありません。

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