日本でもX→Bluesky移住をさらに加速させなければならない

昨日も、土曜日であったにもかかわらず、帰宅後に疲れが出てしまい寝落ちしてしまいました。

 そのため、日曜日未明のこんな時間(執筆開始時点で3:30過ぎ)に活動しています。

 Blueskyのタイムラインを漫然と眺めていたところ、下記のポストが視界に入ってきました。

Bluesky 公式アカウント移行まとめ bluesky-official-accounts.vercel.app #青空公式アカウント

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— ひらた (@hirata.bsky.social) 2024年11月17日 2:39

 「Bluesky 公式アカウント移行まとめ」というサイトができていて、その中でX(旧Twitter)で展開されている企業や著名人等の公式アカウントのBlueskyへの移行状況について掲載されています。

 もちろん、ユーザからの投稿ベースで、しかもサイト内の記載から察するにどうやら個人でチェック作業をおこなっているように読めますので、当然ながらXに存在するすべての公式サイトが網羅されているわけではありません。

 とはいえ、このようなサイトができたことで、現状維持や長いものに巻かれることが大好きな日本人の間でも、さすがにXをやばいと感じてBlueskyに移行する人が増えてくれるのではないかという期待もあります。


 米帝では、つい先日皇帝、もとい大統領の選挙があり、世界中の民主主義に確実に悪影響を及ぼす結果になってしまいましたが、これをきっかけに、次期皇帝に取り入るXのオーナーが権力に与することをよしと思わない米国民の中ではXを離れてBlueskyに移住する動きが加速した模様です。

 日本でも、2017年には私も多用している分散型SNS「Mastodon」のブームが始まり、当時からTwitterをよく思っていなかった人を中心にMastodonへの移住が始まりました。近年、Blueskyをはじめとする新興のポスト・TwitterというべきSNSが相次いで発生してからは、それらへの移住も加速し始めました。

 とはいえ、日本国内では、先述のように現状維持や長いものに巻かれる体質が骨の髄までしみこんでいる国民性もあってか、とてもではありませんがMastodonやBlueskyへの移行が順調であるとは言えません。

 しかし、企業や著名人などの公式サイトがこぞってBlueskyに移住してくれれば、日本でも間違いなくBlueskyがかつてのTwitterのレベルで浸透するのではないかと思います。

 ひどく個人的に言えば、企業等の公式サイトにはBlueskyよりもむしろMastodonに来てほしいと思うのですけどね。ただ、分散型SNS、特にMastodonでは、そもそもTwitterの問題点を克服するという設計思想の関係で、宣伝や告知にはあまり向かない作りになっていて、特に検索機能は意図的に貧弱になっています。実際に、Mastodon黎明期に日本企業のいくつかもMastodonに参加し始めたものの、大半は長続きせずに撤退しています。

 ですので、「ポスト・Twitter」の新興SNSの中ではユーザインターフェースが極めてTwitterに近く、かつ(少なくとも現時点では)運営思想もTwitterの問題点を可能な限り潰そうとしているBlueskyが、企業等の公式サイトがこれから参加するプラットフォームとしてはベストに近いのではないかと思います。

 極右に乗っ取られてしまい、もはや参加することそのものがリスクになってしまっているXを見限り、もう一度言論の自由とネットでの他者との交流の楽しさを取り戻しましょう!

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