善と悪
今国会、悪法の審議が目白押しですが、その中でも特にデタラメで立法事実も崩壊しており、しかも人命に直接的に関わる大悪法である入管法の政府改悪案が、参議院本会議で強行採決され、成立してしまいました。
こうなってしまったからには、難民になってしまった方々に対しては、「死にたくなかったら日本にだけは来ないでくれ」というメッセージを発しなければならなくなりました。
否、これは難民だけの問題ではない。ここまでいとも簡単に人権や人格を軽視出来てしまうのですから、自国民に対する弾圧も躊躇なくしてくることでしょう。こうなってからでは手遅れですので、なんとしてでも政権交代を実現し、安倍政権以降（さらに言うならば小泉政権以降）に破壊された諸制度を、せめて元に戻さなければなりません。
それにしても、この入管法と言い、LGBT理解増進法と名の付く差別推進法と言い、システム的にも不備だらけなマイナンバーごり押しと言い、安倍政権以降の自公政権とその補完勢力はどこまで悪事の限りを尽くせば気が済むのでしょうか？
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まるで、現政権やその支持者の中では、善と悪の基準が逆転しているかのようです。とても血の通った人間の所業とは思えません。なぜいとも簡単に、人を蹂躙し、命を奪うことさえも厭わないのか。
ここまで来ると、現政権や現政権を操っている連中を、悪の秘密結社か何かなのではないかとすら思えてきます。
…否、体制側にとってはそれらが「正義」のつもりなのでしょうか？
私はあまり漫画を読まない人間ですが、自分が一通り読んだ数少ない漫画の一つに「るろうに剣心」があります。
その主要登場人物のひとりに、相良左之助という人物がいます。赤報隊の生き残りという設定で、背中には「悪」一文字を背負っています。この「悪」という文字は、維新志士（体制側）の「正義の力」に立ち向かう者という意味で使われています。
その観点で言うと、数々の悪法に苦しめられている我々庶民こそが「悪」なのかも知れません。
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ならばなおさら、「悪」が一致団結して、自公政権やそれを操る者たちの「正義の力」に対抗しなければなりません。とは言っても、敵は強大です。なんとしてでも政権交代を実現させ、我々こそが真の「正義」であることを示さなければなりません。
解散総選挙などという話もちらついてきていますが、護憲野党、特に立憲民主党はその準備を出来ているのか。立憲パートナーズ（そして党員になっているはずなのだが…）の端くれとしては非常に気になります。とりあえず、私の住むところの近場では、近々立憲民主党東京都連のミーティングがあるようですので、可能であれば参加したいところです。
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