【Mastodon】「あえて大手インスタンスをドメインブロックするコミュニティ」、復活の機運か?(その2)
一昨日、『「あえて大手インスタンスをドメインブロックするコミュニティ」、復活の機運か?』などと述べており、出来れば昨日中に方向性や運営方針を決定してサービスインするところまで持って行きたかったのですが、当日朝寝坊してしまったことやほかにやることが多々あったことなどがあり、結局サービスインには至りませんでした。
一昨日述べていたように、実は私は過去にも同じコンセプトのMastodonインスタンスを建てておりました。今回建てようとしているコミュニティも、当時と同じ「まいった~」という名称にして、ドメインも当時と同じ「mytter.jp
」にしようと思っています。
2020年7月1日にサービスインして、約11ヶ月間運営しておりましたかつての「まいった~」はそれほど不評ではなかったのですが、先日「あえて大手インスタンスをドメインブロックするコミュニティ」を復活させたら参加したいかというアンケートを採ったところ、予想以上に不評でげんなりしてしまいました。
ただ、少数とはいえニーズは確実にありますので、そのニーズは再び拾い上げたいと考えております。
個人的にも、Mastodon(特に日本語圏)ではいわゆる大手と呼ばれるサーバの所属ユーザによる不当、不法な行為は目に余ると思っていますが、それ以前に、大手サーバに人が集中することそのものに対しても、「分散型SNS」の本質から外れているのではと思っています。特に問題を起こしているわけでもないところも含めてあえて「大手」とひとくくりにしてそれらとの交流をあえて断つコミュニティを復活させようとしている背景には、それがあります。
一部、一昨日の述べたことと重複しますが、「まいった~」再構築に向けて、現時点で考えている運営方針を書き出してゆきます。
新「まいった~」(仮称)の運営方針
- 運営開始予定日
- 2024年3月20日(水・祝)
- 基本コンセプト
- あえて大手Fediverseコミュニティをドメインブロックすることで、小集団同士の結びつきを重視し、草の根Fediverseの発展に寄与する。
- 対象ユーザ
- 基本的な日本語の読み書き能力を有し、他のユーザとの交流の意思のある方
- 既に別のFediverseコミュニティにてアカウントを所持していることを推奨。サーバ登録時の招待状は基本的にダイレクトメッセージで送付するため。
- 定員
- 最大100名程度(管理者含む)
- 利用規約
- 私が現在運営しているコミュニティ「LIBERA TOKYO」よりは緩くするつもり
- ユーザ登録について
- 基本的には招待制。補助的に管理者承認制(CAPTCHA認証必須)
- 過去のデータについては保持していないため、過去に同名サービスに参加していた方も新規登録が必要。
- ドメインブロック対象
- Fediverse日本語圏における、ある程度以上の規模のコミュニティ全般
具体的に「大規模」の基準をどのようにするのかについては別途検討する。- 運営開始日前夜の時点で、次のFediverseインスタンスリストのいずれかにおいて総ユーザ数が800を超えるすべてのインスタンス
- Fediverse Observer | Fediverse
- #Fedipact – The instances blocking Zuckerberg's Threads.net
- このリストは元々はThreadsをドメインブロックしているサーバをピックアップするためのリストだが、Threadsをブロックしていないサーバも一覧に出てくるので、指標としては使えると判断した。
- 私が現在運営しているコミュニティ「LIBERA TOKYO」でドメインブロックしているサーバ全般
- Fediverse日本語圏における、ある程度以上の規模のコミュニティ全般
- サーバの基本情報
- 素のMastodonで構築予定。FedibirdやGlitch等のフォークは用いない。
- サーバ内全文検索サービスは導入しない
- カスタム絵文字や絵文字リアクション機能の導入予定は一切なし
さらに追記が必要になった場合はサービスインまでに告知します。
#2024年 #2024年3月 #2024年3月18日 #Mastodon #マストドン #分散型SNS #SNS #Fediverse