【新型コロナ】1都3県の緊急事態宣言、解除へ

政府が新型コロナウイルス特別措置法に基づき首都圏1都3県に発令している緊急事態宣言を21日解除することが報道されました。

 記事中では、病床使用率の改善などに触れられていますが、本音は、関係閣僚の一人が発言したとされる「宣言はもう効かない」というこの一点につきるでしょう。


 自分は昨日、次の記事も目にしており、「これ以上緊急事態宣言の発令期間を延ばしても逆効果にしかならない」と確信しておりました。

 記事中でも触れられているように、街を歩く人々のコロナに対する危機感や、緊急事態宣言下でも街に出ることに対する罪悪感などは既に希薄になっています。

 私自身、街中とか商業施設とかを歩いていても、目に入る人間のほとんどすべてが、マスクこそ着けているもののコロナに対する危機感が希薄になっているのを、ひしひしと感じます。かくいう私も実は人のことを言えたものではありませんが、飲食店に2人以上の集団で入って店内で大声で会話するシーンを何度も目撃しており、こんな状況ではいくら飲食店が時短営業をしたってコロナの蔓延の抑止力にはならないと確信しております。

 営業時間の短縮よりも、入店時の人数に上限を設けるほうが、よほどコロナ対策に有効なのではと思います。あるいは(防災上の観点から国も自治体も店舗もあまりやりたがらないだろうとは思いますが)個室主体の店舗作りを奨励するとか。

 緊急事態宣言が解除されてもコロナ禍がなくなるわけではありません。むしろ解除してからこそ、商売を大きく制限せずに感染リスクを低減させるための対策が求められます。時短営業は店舗やその従業員、利用者を縛り付けるだけでほぼ無意味。なのでそれ以外の対策をとるべきなのです。

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