日本人よ、必ず選挙に行こう

先日、先週のブログ記事でも少し言及した #千葉県知事選挙 のことが気になって、再び「選挙ドットコム」の千葉県知事選挙のページを見て、頭が痛くなってきました。

 最終的に8名の新人で争うことになったのですが、その中で数名、「この候補には入れたくない」以前に「なんでこんなのばっかり出てくるんだ」と言いたくなるような候補者がいます。中には、逮捕歴のある人までいる始末。

 有権者が「これはやばい」と感じてくれて投票行動に繋がってくれればいいのですが、逆に、有権者が「嗚呼こんなレベルか」と思ってしまい投票率が下がってしまわないのかという心配もあります。

 有権者の皆さん、どんな状況であっても、必ず公職選挙の投票をしましょう。


 もちろん、投票したい候補者が明確にいて、この人に勝たせたいということであれば、その人に投票すべきです。

 問題は今回の千葉県知事選挙のように投票したい候補者がいないと訴える人が出てきている場合。

 投票したい人がいないから棄権というのはナンセンス。自分で自分の人権を蹂躙しているに等しい愚行です。

 本当に投票したい人がいなかったり、いるにはいるけど勝ち目がない(泡沫候補の)場合、「当選可能性は高いが絶対に勝たせたくない候補の対抗馬」に投票しましょう。

 今回有力候補と呼ばれている数名に対しては、いずれも自分も完全には支持できません。否、どの候補者も100%自分の意見と一致するということはあり得ません。しかしながら、今後の千葉県政を任せることに対して不安材料を抱えている候補者ばかりが目立っています。

 選挙というのは、もちろん支持したい候補者を支持できればそれに越したことはないのですが、そのように行かない場合、最悪の事態を避けるために最悪以外に投票するという判断も必要になってきます。棄権などしようものなら、それは「自分は最悪の候補者が選ばれても文句を言いません」ということを選んだということであり、県政のせいで不利益を被っても文句を言う資格はありません。そんなみっともない真似をしたくないのであれば、最悪を避けて何らかの妥協点を見つけて投票行為に結びつける必要があるのです。

 これがわかっていたら、少なくとも棄権とか白票投票などという選択肢がないことはわかりますよね? 政治は生活に直結しています。それを認識できれば、最悪を避けるための投票行動におよぶはずです。

#2021年 #2021年3月 #2021年3月7日 #政治 #選挙 #千葉