PlayStation 5 Pro、静かな発売
昨日・2024年11月7日(木)、無事、PlayStation 5 Proが発売されました。
木曜日ということもあってか、鳴り物入りで発表されたゲーム機の割には静かな発売日だったように思います。
朝の通勤途中にヨドバシ.comをチェックしたときは普通に購入可能で、その後夕方には「予定数の販売を終了しました」と表示されて買えなくなっていました。
しかし、実店舗のヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは、どうやらその後も購入可能な状態だったようです。少なくとも売り切れのシールは貼られていませんでした。
なお、PS5の発売から日が浅かったときのように、「PS5緊急入荷」のたびにできていた長蛇の列を、この日は見ることはありませんでした。自分の視界にはそもそも購入者の姿すら入ってきませんでした。
一応転売対策らしきことも?
ヨドバシカメラでは、簡易的な転売対策っぽいことがおこなわれているようです。
そういえば、今回はヨドバシカメラのクレジットカード「ゴールドポイントカードプラス」所有者以外購入できないというような制約は特にありませんでした。
やっぱり高額なのがネックなのかね?
それにしても、PS5 Pro、鳴り物入りで発表された割には、ずいぶんと静かな発売日でした。
ものを売るってレベルだぞ!
とはいえ、あまりにも静かすぎて今後が不安になるスタートでもあります。
まあ、ディスクドライブ無しで119,980円(税込み)という価格はお世辞にも安いとは言えませんし、その割にPS5 Proならではの体験を得られる機会はごくごく限定的と思われます。8K対応と言われても、今の日本の一般的な消費者の家庭事情や所得を考えて、そもそも8Kのメリットを生かせる人間なんて1割もいないんじゃないですかね?
かといって、高所得者やゲームに対する出費を惜しまない人にとっては、PS5 ProではなくゲーミングPCを選ぶほうがメリットは大きいと思います。先日オープンベータテストが開催されていた「モンスターハンターワイルズ」でも、PS5やPS5 Proよりもミドルクラス以上のグラフィックボードを搭載したゲーミングPCのほうがグラフィック性能が上であることが判明してしまいましたが、こうなってしまうと、PS5 Pro専売のキラーコンテンツでも出てこない限り、敢えてPS5 Proを購入する動機づけは難しいと思います。
もちろん、それほど高度なグラフィック性能を要求しないゲームであれば、安価に購入可能なNintendo Switchでも良質なゲームはいくらでもありますし。
結局どの層を向いているのか?
結局、PS5 Proというハードのターゲット層がどこなのかいまいち見極められないまま見切り発車してしまった感は否めません。ハイエンド層からもライト層からもあまり魅力的に映らないゲーム機というのも、ある意味珍しいかもしれません。
それに、ソニーは無印PS5についても値上げしています。それも、日本国内に限り短期間のうちに2度も。その姿勢も、消費者から嫌われているのではないでしょうか。
何度か申し上げておりますように、私もPS5 Proを購入する意思は今のところ全くありません。自分がPS5 Proならではのメリットを享受する機会も、まず間違いなく永久に訪れてきませんので。先述の「モンスターハンターワイルズ」についても、すでにSteam版を予約済みです。
むしろ、Nintendo Switchの後継機種の続報のほうが気になるくらいです。
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