Googleが派手にパスワードを漏洩させたらしい
昨日日中、仕事の合間にSNSを眺めていたところ、少々やっかいな記事が目に入ってしまいました。
どうも、Googleのデータベースがハッキングされ、Gmailユーザ全員がパスワードを変更する必要があるとのことです。
自分自身も、あまり多用しているわけではないとは言え、Gmail、と言うよりGoogleのアカウントを複数保持しており、影響無しとは言えません。そのため、先ほどパスワードを設定し、併せて、ちゃんと設定していなかったパスキーの設定も追加しました。
それにしても、Googleのようなところでさえもハッキング被害に遭うことからも、インターネットセキュリティに完璧というものはないということを、改めて思い知らされました。
余談
Googleの話ではありませんが、自分が取っている情報漏洩対策のひとつとして、宛先ごとに自分が公開するメールアドレスを(基本的に)一意にする、というものがあります。
あるメールアドレスをWebサイトA専用、別のメールアドレスをWebサイトB専用…という具合に、メールアドレスを使い回さずに使い分ける、というものです。
もちろんそんなことをするためには、大量のメールアドレスを登録可能なレンタルサーバないしメールボックスのサービスを利用するか、それこそ自前でメールサーバを用意するといった対応が必要があります。
なお、私は「さくらのレンタルサーバ プレミアム」を利用しております。「さくらのレンタルサーバ」では、メールアドレスを無制限に持つことができるため、上述のようなことが可能になっています。
もちろんメールアドレスを変えるだけで漏洩を防げるわけではありませんが、大昔とある企業がハッキングされて情報漏洩を起こしたときに、間違いなくそこから漏れた私のメールアドレスがスパマーに悪用されたということがあり、自分は元々あまり印象がよくなかった情報漏洩を起こした会社のサービスを使うことをやめることにしました。
複数のサービスで同じメールアドレスを使っているとこういう対応はできません。それに、もし情報漏洩を起こしたサービスの利用を取りやめなかったとしても、ピンポイントで漏れたメールアドレスを使っているサービスの登録内容だけを変更し、漏れたメールアドレスについては永久に破棄してしまえば、被害は最小限で済みます。
これ、ローテクの割にはそれなりに効果のある対策だと思っています。
逆に今回問題が起きたGmailだとその手は使えません。自分がGmailを敬遠しているのは、Googleへの印象がよくないことのほかに、必ずしも使い勝手がよくないということもあります。ただ、Gmailは高い確率でスパムメールを補足して隔離してくれますので、それを好んで使う人も少なくないことでしょう。
いずれにせよ、繰り返しになりますが、Googleのようなところでさえもハッキング被害に遭うことからも、インターネットセキュリティに完璧というものはないということを、改めて思い知らされました。あまり自分が取っている対策を過信しないように気をつけたいところです。
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