PC買い換え、失敗したか。

先月パソコンを買い換え、大型連休中にセットアップをして「一応は」使えるようにしたのですが、その後とある問題に悩まされ続けております。

 そう。Windows11を使うときに、

プロバイダー {8444a4fb-d8d3-4f38-84f8-89960a1ef12f} の特長の設定でエラーが発生しました。エラー: 0xC0000001

という問題にずっと悩まされており、いまだに解決の目処が立っておりません。


プチフリーズ問題、いまだに解決の目処が立たず(ただしWindows11使用時のみ)

 プチフリーズと書いていますが、具体的には、PC操作中、主に何らかのアプリを起動させたときやエクスプローラーで新たなウインドウを開いたときなどに、すべてのUSBおよびBluetoothが切断されてしまい、数秒間一切の操作を受け付けられなくなる、という現象です。

 一応、上述の記事で言及しているツイートを参考に、(自分の環境にはChromeは入っていないため)VivaldiやFirefoxといったウェブブラウザのキャッシュを消したり、USB接続していた機器のうち不要なものを取り外したりして様子を見ていますが、何の改善にもなっていません。

 また、下記の記事についても参考にしてみました。

 海外のサイトを翻訳したような感じでところどころ日本語がおかしいところもあるものの、消費電力絡みを除くチェックは一通りおこなってみたものの、どれも該当なしでした。

 なお、消費電力については問題ないという認識です。と言いますのも、電力不足絡みのエラーはこちらの環境のイベントログには記録されておらず、また、同一端末にマルチブートの設定をおこない使用しているUbuntu Linuxでは電力不足に起因すると思われる問題は一切発生していないためです。そう言えば、Ubuntuではそもそも端末操作中にUSBが切断されるような事故も起きていません。

 仕方ないので、Windows11から、今後使用する見込みのないアプリケーションを中心にいくつかアンインストールすることにしましたが、今のところ状況の改善は見られません。

 これでは何のためにパソコンを買い換えたのか全くわかりません。

 そう言えば、ここしばらく、一昨年購入したVAIOも起動していませんが、こちらについてもWindows11を導入してからUSBが瞬間的に切断される現象に見舞われております。OSそのものの問題なのでしょうかね?

 しかし、こんな不安定極まりないOSが今後のスタンダードになるのかと考えると、頭が痛くなってしまいます。そのため、このところ、普段使い用としては、新PCにマルチブート設定で導入したUbuntuを用いることにしており、新PCがビジーのときにはMacBook Pro 2018を使うようにしています。

PC選定時に拡張性を気にしたことも裏目に

 先述の通りUSB瞬断の問題があるため、USB端子に外付けHDDやSSD、外付け光学ドライブ等を接続するという使い方も実質的に出来ません。

 そこで顕在化してきたのが、拡張性の問題です。

 自分はなるべく外付けHDDの類いを設置したくなかったので、SATAのHDDやSSDを5台以上設置可能なケースを選びました。

 しかし、どういうわけか、マザーボードに搭載されているSATAポートの数については全く気にしていませんでした。

 以前使っていたPCではSATAポートの数は最低でも6つはあったように記憶しております。そのため、光学ドライブ2台にSSD1台、HDD2台を入れてもまだおつりがありました。

 ところが、新PCに搭載されているマザーボード「TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」には、何と、SATAポートが4カ所しかありません。その代わり(?)、M.2 SSDを最大4本設置可能であり、5年前との時代の差をひしひしと感じてはいるのですが、M.2 SSDはまだまだ高額で、おいそれと買えるようなものではありません。もちろん、SATAポートはすべて使い切っています(DVDドライブ×1、SSD×1、HDD×2)。

 先述の通りUSB瞬断問題があるため、当初計画ではもしBlue-rayドライブやHDDの増設が必要になったときにはUSB接続で対応するつもりでしたが、それも出来なくなってしまいました。

 そもそもこんな問題が起きることを予測できていたならば、初めからWindows11など選びませんでしたし、SATAポート数については自分が見落としていたのが悪いとはいえ、それに気づいていたならば、コンパクトタイプのPCを選んでいました。しかしもう後の祭りです。

泣く泣くSATAポート増設に踏み切ることに

 というわけで、泣く泣くSATAポートを増設することにしました。

 先述のマザーボード「TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」には、既にグラフィックボードで使用済みのPCIe 5.0スロットのほか、PCIe 3.0 x16が1スロット、PCIe 3.0 x4が1スロット、PCIe 3.0 x1が2スロットあります。しかし、PCIe 3.0 x1のうちの1スロットはグラフィックボードと干渉するため使用できず、また、x4は将来的に「ThunderboltEX 4」を導入してそれを接続することが決定しているため、こちらも使用できません。また、x16は今後のことを考えて空けておきたいです。

 となると、自ずと、SATA増設インターフェイスはx1スロットで使用可能なものに制約されます。

 とりあえず私は、その中でも比較的安価でしかも「ポートマルチプライヤー」にも対応している「SD-PESAE3-2L」を購入することにしました。

 ですが、肝心の接続機器をまだ決めていません。

 少なくとも、M-Disc対応Blue-rayドライブ(新規購入)とHDD最低1台は増設したいのですが、HDDを増設するときに、複数台のHDDを接続可能なeSATA対応の外付けケースを新たに導入すべきか、それともコスト節約のためにPCケースの空きシャドウベイを活かすか、また、Blue-rayドライブを導入するときに、PC購入時に強制的に構成に含まれてしまったDVDドライブを取り外すべきか否かについても、まだ決めかねています。

 USB瞬断問題が完全に解消されるのであれば、そもそも豊富に用意されているUSB 3.0端子をフルに活用するのですけどね。まあ、Ubuntuを使っていればUSB瞬断問題は起きませんので、本体裏側のUSB端子はUbuntu専用と割り切って、Ubuntu用のバックアップHDDなどに充てることにしましょう…。トホホ。

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