Departure in anxiety

私事で恐縮ですが(いつものことですが)、今日は、私がこれまで3年強に渡って参画していたプロジェクトから離脱する日です。

 明日・6月1日からは、別のプロジェクトに参画します。

 本日の天気予報は雨。

 そういえば、私がそれまで所属していた組織なり何らかの集まりなりから去るときに雨が降ることは、決して珍しくありません。

 特に2009年春に、リーマンショックを口実として私がサラリーマン時代最後の会社を去らざるを得なくなった日も、雨でした。そう。「天が我に代わって泣いている」という表現がぴったり来る日でした。

 今回は、14年前とは異なり、次の仕事も決まっていますし、激しい怒りや深き悲しみに打ちひしがれているわけでもありません。しかし、先が見えていない自分の心を象徴するかのような一日になりそうです。

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 そういえば、私の職歴、気がついたら、サラリーマン時代よりも個人事業主の期間のほうが長くなっておりますが、個人事業主になってからは、ひとりでプロジェクトに入り込むことのほうが多いです。むしろ、今日離脱するプロジェクトのように、最初からある程度知った仲の人が何人もいることのほうが珍しいです。

 今日で離脱するプロジェクトでは、自分は非常に苦労しました。自分が組織の一員として働くことに向いていないということは、学生時代からわかっていたことですが、それを改めて痛感させられました。また、いわゆる日本人的な「コミュニケーション能力」が皆無と言っても過言ではない自分にとっては、知った仲の人間が多かったにもかかわらず、正直やりづらい部類のプロジェクトでした。

 なお、今回のプロジェクトに参画していた期間の大半はリモートワークでした。そして明日からの仕事も原則リモートワークとなります。

 次の仕事でも、「コミュニケーション能力」が求められます。自分にとっては不安でなりません。しかし、引き受けた以上はやらなければなりません。

 もはや、「立つ鳥跡を濁さず」という言葉は、今日の私には当てはまりません。しかし、せめて、これまでの反省点を次に活かしてゆきたいと思います。

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