さよならRPGツクール

先日よりSNSで、KADOKAWAがトランスヘイトの本を出版したという話題が上がっています。

 これそのものはさして驚きではありません。前々からKADOKAWAやその系列の企業は思想信条的に「あっち側」という認識がありました。

 しかし、もはや差別意識を隠そうともしなくなったという点で、底が抜けてしまったように思えます。もはや自分のあの会社に対する印象は不可逆的に悪化してしまいました。

 KADOKAWA絡みでいえば、私は昨年までKADOKAWAやその系列の会社がリリースしていたゲーム制作ツール「RPGツクール」を用いて、趣味でゲームを制作していました。

 しかしそのときでさえも、私は、系列企業のドワンゴが運営していたツクール公式のゲーム公開サイト「ゲームアツマール」(サービス終了済み)を使う気にはなれず、KADOKAWAやドワンゴと直接関係しない企業が運営するゲーム公開プラットフォームや自サイト(Telmina Project)を用いて自作品を公開して参りました。

 昨年5月に自作ゲーム第5弾「ROUGOKU」を公開して以来すっかりゲーム制作熱が冷めてしまったとは言え、それでもアレを最終作にする気のなかった私は、いつかは初心に返って王道RPGとして自作ゲーム第6弾を作りたいという欲求はありました。

 しかしそれも、KADOAWAのヘイト本騒動を機に完全に喪失してしまいました。

 故に、私・テルミナ™は今後、少なくともRPGツクール(RPG Maker)を用いてゲーム制作をおこなうことは恐らくありません。ツクールでの制作を前提に構想を練っていた自作ゲーム第6弾についても、半永久的にお蔵入りとなります。

 RPG Makerシリーズが、KADOKAWAから資本面でも人的面でも完全に独立した第三者に継承されるならば、RPG Makerシリーズによるゲーム制作再開の可能性はあるのですけどね。かつてアスキーという会社が存在していたときにスーパーファミコン等でRPGツクールがリリースされていた時代が懐かしいです。

 自分が保有するSNSアカウントの大半において、プロフィールから「RPGツクール」に関する記述を削除しました。

 なお、現在「Telmina Project」等で公開中の自作コンテンツについては、当分の間公開を継続します。しかしながら、今後は原則としてコンテンツの更新はおこないません。これはゲーム進行不可能となるような致命的な不具合が発見された場合も例外ではありません。

 今後、もしゲーム制作を再開する場合、まず間違いなくプラットフォームを完全に別のものに変更します。いくつか候補はありますが、ゲーム制作熱が再び高まったときにでも、改めて選定したいと思います。

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This image is created by NMKD Stable Diffusion GUI.

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